mixiユーザー(id:3210641)

2014年04月25日09:49

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【韓国】なにをしたいのやら

先日、海上〇安庁の、潜水士の資格を持ち、
広報の仕事をしているという方にお会いしたので、
韓国の痛ましい事故について、思うことを話してみた。

世間一般の人たちは、なぜ、早期に、
ダイバーを大量投入しないのだろう、と思っている。

しかし、転覆ないし沈没中の船舶の船内捜索は、
とても危険で、高度な知識と経験、技術を要すると聞く。
ダイバーによる水中捜索のノウハウとリスクについて、
テレビや新聞で解説してみてはどうだろうか、と。

とろこが、その件については、
ノーコメントという方針なんです、と言う。
すでに新聞テレビ各社から、そのような申し出があるけれど、
すべてお断りしている、という。

いやいや、事故原因も含めた具体的な話ではなく、
一般論としてなんですが、と言っても首を横に振るばかり。

もし、わが国で同じような事故が起きたら、
世間の人々は口を揃えて、
「〇猿はなにをしている!?」と非難するにちがいない。
それを避けるためにも、この機会に、
潜水作業の危険性を啓蒙しておく方が良いと思うのだが。

広報担当官が、そのことに思い至らないわけはないから、
きっと何か理由があるのだろう。では、そのわけとは?

語ることによって、かの国が機嫌を損ねることを懸念して、
というのは想像に難くないが、コメントは、
現場で苦労しているダイバーたちを擁護する内容になるはず。
いくらなんでもかんでも日本のせいにしたがる彼らでも、
そこまで阿呆ではあるまいに...
と思ったところで、ふと思いついた。

もしかしたら、かの国のダイバーの技術は稚拙で、
日本の〇猿たちだったら、
もっと迅速かつ的確に対応できたのかもしれない。
だとしたら、たとえ一般論であっても、
お隣さんの技術レベルは低い、と明言することになり、
それを聞いた彼らは馬鹿にされたと勝手に思い込み、
火病を起こすことだろう。

そうなんですか? とたずねると、
〇猿さんは困ったように苦笑するのみだった。

それを裏付けるのが、
複数のダイバーが潜水病を起こしていること。

潜水病のメカニズムは謎でもなんでもなく、
私が潜水士のライセンス講習を受けた時も、
作業深度と作業時間、減圧時間の関係性は
きっちりと教えられた。

伝えられる「500人」ものダイバーが交代で、
プログラムに則った作業をしていれば、
体調不良による潜水病を起こすことはまずなく、
もし本当にそのような頭数が揃っていたのだとしたら、
統制されることなく場当たり的に捜索していたことになる。

ちなみに写真は、
現場に投入されたといわれる、
カニ型ROV(有線式の水中ロボット)だが、
これがまた物議を醸している。

そもそもこんなでかいものを、
狭い船内捜索に投入しようとする了見がおかしい。
ライトとカメラ、スラスターのみで構成される、
もっと小型なものがいろいろ市販されている。

また投入の時期もへんだ。
船体の動きが安定していない、
ダイバーの投入が躊躇われる初期ならともかく、
ほぼ状況が一段落した今頃になって使われだしたと思ったら、
給電用のへその緒をひっかけて漏電の危険性があり、
ダイバーたちの作業を助けるどころか邪魔をしているという。

いったい彼らは、なにをしたいのだろう。

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