このところ廃盤が続いたので生きている奴(^_^)(^_^)。
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このアルバムは一時期ネットオーディオ界で有名になった奴で、一家に一枚あるのではないだろうか? SACDハイブリッドもあるようだが、ウチにあるのは普通のCD。エレーヌ・グリモーがDGに移籍した第1弾となる衝撃の内容だ。曲目の選び方、並べ方、またその音質も話題となった。作曲家も年代も不揃いなオムニバスで、構成の妙味を狙ったものだ。
この風変わりなアルバム名は最終トラックに収録されている現代作曲家、アルヴォ・ペルトの作品であるクレドに因む。因みに2トラック目のテンペスト以外は何らかの主題を他の作品から拝借した曲、または有名曲の原典となっているもので構成されている。
今日はこの1トラック目から・・・。
コリリアーノ/ソロ・ピアノのためのファンタジア・オン・オスティナート
ジョン・コリリアーノはコンテンポラリー分野では著名な現代アメリカの作曲家。これを聴くところ、ベートーヴェンの7番シンフォニー2楽章第1主題を拝借して作られた現代曲である。
最初の出だしの澄んだ一拍目が印象的。そして、この主題をPWMのようにパルスにスライスして分解したエレメントが不気味な規則性でダラダラと並べられて行くが、最初はその旋律がよく見えてこない。次第に発振周波数が高まっていくと同時に朧気にその全体像が浮き立って来るという趣向だ。
規則的な打鍵を正確に繰り出すテクニックはただ者ではなく、グリモーのソリッドな魅力が上手く引き出されている一曲目だ。
(続く)
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