MIRAREの新譜、そして、広瀬悦子のMIRAREデビュー2枚目のアルバムはシューマンとリストのPコンだった。MIRARE1枚目はショパンのノクターン、バラード集で、なかなかに独創的で秀逸な出来映えだったが、ここへ来てシューマンとリスト、それも協奏曲ばかりを並べてきた。
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Schumann & Liszt: Piano Concertos
Schumann:
Introduction & Allegro appassionato in G major, Op.92
Piano Concerto in A minor, Op.54
Liszt:
Piano Concerto No.2 in A major, S125
Etsuko Hirose (piano)
Orchestre de Pau Pays du Bearn, Fayçal Karoui
・シューマン:序奏とアレグロ・アパッショナートOp.92
・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
・リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調
広瀬悦子(ピアノ)
ベアルン地方ポー管弦楽団
フェイサル・カルイ(指揮)
ある意味、この人の場合には独奏ピアノよりかはコンチェルトの方が活き活きと外向的、そしてくっきりとした目鼻立ちの解釈で合っている気がする。冒頭のアパッショナートだが、ショパンの時と似たような、マルカート主体の旋律展開はシューマンの元気な長調部には似合うが、翳りの部分に至ると急に曲想は変化してアンニュイが漂うメランコリックな解釈となる。この曲自体は協奏曲の形態を成してはいるが譜面は単一楽章の序奏という位置付けなのだ。しかし、抑揚や起伏、そして音楽性という点ではなかなかにドラマティックな大曲なのだ。
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