イセザキモールの中程、オデオンの角に近い関内側に今年一月にオープンした家系ラーメンの店。系列的には同じイセザキモール入り口近くの壱國家と同じで、名前から分かる通り壱六家のグループに属するらしい。
いつ通りかかっても客はそれほど入っている風ではなかった。この日も先客は2名。入り口の券売機で食券を買って座る。家内は普通のラーメン、私はチャーシュー麺を買った。カウンタの奥に腰掛け、麺はいずれも固茹でを告げる。待つこと暫し、出てきた家系ラーメンは壱系の典型的なもので白っぽくクリーミーで甘みが強く、醤油ダレの効き目はマイルド、全体的にはライトで中庸なものだ。クリーミーではあるがドロドロ・ガツン系ではない。
チー油が浮いて熱々なスープに泳ぐのは長多屋製麺のストレート太麺で断面は四角に近いもの。トッピングは普通のラーメンにはチャーシューが一枚、チャーシュー麺には5〜6枚、それと壱系を主張する鶉卵が一個載る。ほうれん草は割と柔らかく風味の良い茹で上げ加減で好感度は大だ。
穏健でバランスのとれた食べやすい家系で、突出したり特徴的なところは見当たらない凡庸と言えばその通りの家系ラーメンだ。
しかし、この店では本当に仕込みをしているのであろうか。割と広い厨房ではあるが流し台や調理台で実際に仕込みをしている様には思われない整頓のされ方であって、そして豚骨やその他の煮込み素材の香りが一切しない異様な清潔感はちょっとどうなんだろうと・・。壱國家あたりで仕込み・スープ作りを行って運搬するというセントラルキッチン方式ではないか? と思ってしまうのだが。
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