昨日のサティの繋がりということで、今日はこれ。古いからアマゾンやHMVではすぐに出てこない。が、タワレコにあったのでこっちのURLを貼っておく。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=872323&GOODS_SORT_CD=102
あれれ? ハイビットでリマスターした盤とある。ん? 再販か・・。例によってウチにあるのは発売された時に買った古いものだ。
バレエ音楽「パラード」は擬音の積極導入、非楽器の楽器化演奏(要するにその辺のガラクタを楽器に見立てて使う)などの特徴を持った特異な曲である。コンサートでも滅多に演奏されることはない。旧式タイプライタや洗濯板などが打楽器として登場する。
何だか人を喰ったようなへんてこな曲で憂いと滑稽と厭世と投げやりと機知の心境というか何というか・・・。色んな後ろ向き・前向き感情をミックスさせた楽しく明るい(?)ふざけた作品である。まぁ、単なるノイスっぽい音楽と言えるかも知れないが。とにかく子供のガラクタが詰まった玩具箱をぶちまけたような趣向である。
プラッソンの指揮はフランスっぽい(行ったこと無いけどw)薫りがする。テンポが揺らぐように可変する(ルバートとも違う・・)高雅な演奏だ。これは割と最近(と言っても相当昔だがw)の録音だけれどもこれが出るまでは定番、パリ音楽院管弦楽団@ルイ・オーリアコンブの60年代の録音しかなかった気がする。
(録音評)
1988年6月 アル=オー=グラン,トゥールーズとある。我が家では数少ないEMIレーベル。音質は全体に硬質で、音場は透き通るように透明で残響は長めである。器楽配列が見えやすい定位であり、古い収録の割には奥行きや立体感も問題ない。意外に密かな人気なのかも知れない。というのはこんなに古い録音をリマスター再販すると言うことはニーズがあると言うことだろうから・・。確かに演奏は良くできているし曲のチョイスと構成も絶妙、サティの薫りを手軽に味わうには手頃だし、リピートして聴いてみたいと思わせる名盤だと思う。
ログインしてコメントを確認・投稿する