mixiユーザー(id:3696997)

2006年05月30日11:48

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【音楽】ギターのサティ

昨日は月曜で野球は無し(正確には雨天で流れた楽天・広島の補充試合はあった)なのでこれをしっとりと・・・

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0000016J4/250-3288719-6063405?v=glance&n=561956

http://www.bis.se/index.php?op=album&aID=BIS-CD-586

国内ではまだ細々と売っている様だが、詳しい曲目までは出ていないのでBISレーベルのリンクも貼っておく。

サティはご存知ピアノ曲に奇才を発揮した変人作曲家で、パリの片隅で意固地で斜に構えた放蕩生涯を送った人。今ではピアノの吟遊詩人なんていう肩書きで呼ばれるアーティストがいっぱいいるけど、サティこそ元祖の吟遊詩人だと思う。

本当はピアノで演奏されるのが普通で、本来ならばこんなの

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000091LD1/250-3288719-6063405?v=glance&n=561956

を紹介した方が無難でよさげではあるが(といってこのパスカル・ロジェの弾くサティは余人を以て代え難い独特の薫りがあるのだが・・)、昨日のオルガン惑星の延長で、ギター・アレンジによるジムノペディ、グノシェンヌなどを趣向を変えて愉しみたい。ピアノ譜をそのままギターで演奏することは運指の関係からも音階の限界の関係からも不可能であり、このアルバムでは演奏者が自ら10弦アルトギター用に編曲した楽譜で弾いている。

ピアノで聴くサティの不安定音階も硬質で透明感があって良いが、これがギター弦に変わるや不思議なことにフラメンコ的な響きを連想させるためかスペインやジブラルタル辺りの風が混ざってくる。頽廃ムードが否応無しに増し、胴鳴りのするアルペジオが鳴るやゾクゾクとした得も言われぬエロチシズムを感じてしまう。まだ在庫はあるみたいなのでちょっと違ったサティの魅力を味わいたい人はお買い求め願いたい。

(録音評)
1993年12月スウェーデンでの録音。確か教会の礼拝堂での収録だった気がする(今はオフィスなので手許にない)。記憶が確かなら、これはショップスのワンポイント・ステレオマイクからFOSTEXの携帯DATで16bitのLPCM録りっ放しのままCD化した製品。ここのところハイビット折り畳み系CDが続いたがこれは何の変哲もない裸のPCM録音である。割とオンマイクの録音でミオリンのギターは結構大きめに音像を結ぶ。背景へ飛んで消え去る残響は自然なホールトーンであり、弦のピッキング音やミオリンの吐息は盛大に記録されている。音は悪くない。ハイビット系のハイレゾ・サウンドに疲れた耳には心地よいノーメイク素肌系サウンドだ。
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