mixiユーザー(id:3696997)

2010年03月14日00:08

24 view

【フード】めんや参○伍@六本木

今日は二女の学校で春の恒例=器楽科・ピアノ科合同演奏会があった。そちらの方には特段触れないが・・。その前に腹ごしらえをしようと向かったのがオープンから1年を経過したという参○伍。日比谷線六本木駅4b出口から1〜2分という立地で駅には至近だがホテルアイビスの裏へ目抜き通りから一歩下がっているので隠れ家的な位置となる。

13時前であったが空きがあって食券購入後にすぐに入店して座れた。ラーメンにするかつけ麺にするか少々悩んだが、逡巡した結局頼んだのは二人とも「特製つけめん参○伍」という全部乗せバージョン。私は空腹だったので冷や盛りの大盛り、家内は温盛りとした。少々値は張るがボリューム感は満点だ。

せたが屋出身という店主は割と出自のカルチャーを大切に承継した感があって、丁寧で妥協のない仕事ぶりが品物の端々から感じられる。かなり濃密に煮出したトンコツ系動物スープは完全に乳化していて茶濁色、粘性も強くてどっしり重たいスープベースだ。更にそこに節系魚介がふんだんに投入されていてこれまた鮮烈な香りとコクである。ザラザラに溶け残った魚粉という感じではなくて濃密に煮出したものを丹念に漉し取ったという雰囲気。動物系と魚介系のマリッジはかなり良好で一体感のあるまとまりだ。

麺は極太の縮れ平打ちで、これはかなり太くて茹で時間が汁麺に比べて10〜15分は余計に掛かってしまい、結果としてサーブ時間が遅くなるのが難点と言えば難点。だが待つ甲斐がある極めて優秀な麺なのだ。ただ太いだけではなくウェーブの掛かり具合が絶妙でスープの持ち上げが良好、尚かつ絡みつきが強烈なのでスープが濃密多量にコーティングされるのだ。その分、口の中へ運ばれる重量級スープの量も風味もまた半端ではない。

メンマは白っぽくて太い柔らかいもの。但し筋は噛み切りにくいタイプ。チャーシューはバラの煮豚であり、きつく巻いていないため非常に柔らかくて繊維までホロホロに煮込まれていて口に入れた途端にとろけてしまう旨さ。また添え付け量も多くて満足度は極めて高い。半分に割られた味玉は今どき珍しい固茹でタイプだが水準以上の出来映えで美味しい。海苔が三枚付くが、もうちょっと磯臭い厚手の大判が二枚でもいい気もする。しかし刻み海苔も同時に振り掛けられていて風味はしっかりと補われており、その辺の演出はまずまず抜かりはない。

結論的にはかなり美味しいつけ麺であり、系列的には日吉・元住吉のあびすけ、渋谷のやすべえなどと方向性は類似している。次は汁麺を試すことが急務となる。


よい音楽を聴いて下さい! blogランキングへのご協力依頼:
こちらに行って青いリンクまたは赤いアイコンをポチッ! ヨロシクです!!
 ↓
http://musicarena.exblog.jp/

0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2010年03月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031