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2010年01月30日22:22

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【フード】玉泉亭@横浜ポルタ

今日は横浜駅の東口方面に用事があったので昼は長女も含め3人でポルタにて食事。ここは曙町(伊勢佐木町)に本店がある大正7年創業の老舗中華料理店=玉泉亭の支店となり、横浜駅では西口のダイヤモンド地下街にも支店を出しており、両者ともかなりの集客力を誇るのだ。

店に着いたのは13:30頃。この店は入り口のレジで料理を注文してお金を精算する前払制なのだが、たまたま3人とも何を食べるかを決めかねていたのもあり、店員もレジに張り付いていなかったので前金で払わずに店内一番奥の4人掛けテーブルへさっさと座ってしまった。

結局頼んだのは、長女は飯粒が食いたいとのことでヤキメシ、その他はサンマーメンを、そして餃子だ。すぐ脇が厨房で注文を受けると即座に調理にはいるのが良く分かる。中華鍋とお玉が激しく交錯する威勢の良い音が店内に響き渡る・・。そう炒飯(ヤキメシ)が炒められているのだ。程なく出てきたのは熱い湯気が立ち上るヤキメシだ。ホクホクで味がちょっと濃い目の昭和の香り立つ嬉しい炒めご飯。

そしてサンマーが出る。横浜独自フードと言われるサンマーメンは実はこの玉泉亭がルーツとされるのだ。つまりオリジナル中のオリジナルのサンマーなのだが、意外なほどあっさりと素直な麺なのだ。横浜の街中で食べるサンマー麺は大振りの丼になみなみと濃茶色の餡掛けスープが張られ、そこに中太のガッシリした麺が沈んでいるというのが普通に見掛けられる姿なのだが、ここのサンマーはちょっと違っていて、小振りで深めの丼に薄い色調の淡い味付けの餡掛けスープ、そして極々普通の野菜と普及クラスの豚バラ乱切りが乗る程度のシンプルな麺料理だ。

塩分は少ないが旨味成分が程良く浸透しているスープは鶏ガラだと思われるのだが実際は豚骨だという。恐らくは強火でガンガンに焚いたものではなく、沸騰しない程度に時間をかけてゆるゆると煮出したものだろう。当然のことながら臭みや脂の臭いは皆無。

麺は永楽かどこかの一般的な中華麺の細麺で、普通に使われる中太麺ではない。ところが茹で加減が芯を少々残した硬めになっていることから食感はかなり明確で良好、そして細いが故に餡掛けスープとの絡みは良く、それでいてスープの滋味にも負けない喉越しを確保している。中太麺と比べると軟弱さがデメリットになるかとも思ったが全然そんなことはなく、寧ろ細いが故に啜る時にスープが飛散せずにとても食べやすく気も使わずに済むのは秀逸な特徴だ。女性客が店内の殆どを占めるのはそういうポイントが奏功しているのかも知れない。

新幹線(或いは湘南新宿ライン)を乗り継いでわざわざ宇都宮まで餃子を食べに行くという自称餃子評論家の長女が珍しく絶賛したのがここの餃子だ。表面は完全にパリパリではないけれどそこそこの湿潤さと焼きの香ばしさを共生させた皮は独特の存在感。そして餡には豚肉本来の旨味を凝縮したエキスがふんだんに含まれており、これは確かに旨い。これは昭和の景気の良い頃のエナジーを感じる本格的なスタミナ系餃子と言えるだろう。


玉泉亭 ポルタ店

横浜市西区高島2-16-B1 横浜駅東口地下街ポルタ
電話: 045-453-6600
営業: 11:00〜23:00(L.O.22:30) 
定休: 無休


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