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2009年12月21日14:23

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【バレエ】マールイ「くるみ」(19日ソワレ) その2

クロークやバー・カウンターの並び方、どうしちゃったんでしょうねえ。
以前はもう少し整然としていたのですが。

列を仕切る簡易柵の前端が、カウンターから2人分空いているのは、
受付てもらっている人と、終わった人が通り抜ける通路だということを、
たとえ知らなくとも、考えればわかりそうなものですが...。(uu;)

       *     *     *

オケが復活していました。(^^)
(マリ管と比べてはいけませんよ! めんどくさいなぁ。(uu;))

入場前にトイレを拝借していると、
マチネでトランペットの朗々と謳いあげる様子が外にまで聞こえてきました。
おー、気合入ってる。(^^)

その調子で、これからも宜しく!
ニューシテイのみなさん。(^^)

       *     *     *

第2幕は、ディベルティスマン担当のダンサーたちが、
手をつないで入場する場面から始まり、引き続き薄幕の向こうで、
ねず軍団とくるみ割り人形の戦いが「手短」に繰り広げられ、
ねず王は部下に引きずられて退散します。(^^;)

その様子を見ながらタコさんマーシャ、手を叩きながらぴょんぴょん。
たしかにいるいる、こーゆー子。(^O^)

配役を眺めていると、見慣れた名前がすっかり減って、
ちょっと寂しい気持ちになりますが、
半年、1年で着実に進化してくるのがマールイの良いところ。
新体制になっても、その体質(?)は維持されているようです。(^^)

コロンピーナのユリア・チーカさん。
彼女は去年から注目のダンサーで、
小気味いい元気で愛らしい踊りが特徴です。(^^)

スペインのマリア・リフテルさんは、まだ粗削りではあるけれど、
体が柔らかく、スペインらしい溌剌感一杯の踊りは好感度◎。
中国のエカテリーナ・ホメンコさんももっと観てみたい。

アラビアにはベテランのノヴォショーロワさんを筆頭に、マルチナさんの姿も。
3番目のミリツェワさん似の彼女はなんて名前だったかな。
花ワルにはステパノワさんとカミロワさんもいました!(^^)

まだ華はないけれど、将来有望そうな男性ダンサーも、
あちこちに見かけます。(^o^)

そして圧巻のGPDD。
白いチュチュに身を包んだタコさんは、
気品漂う大人の女性、身長も伸びたかのようですが、
いつもの威厳は抑え気味にして、少女の初々しさも残しています。

マーシャと金平糖の精は別という版も一般的ですが、
ボヤチー版やワイノーネン版では金平糖はマーシャの化身、
あまり様子が異なっては辻褄があわなくなりますからね。
さすがだなあ。(^^)

ラストは薄幕の向こう、一条の光に照らされた王子とマーシャが、
バレエ人形のようにゆっくり回転し、
その周りをくるみ割り人形とドロッセルマイヤーが踊る場面で幕。

...素敵なクリスマスの夜の夢でした。(*^^*)
タコさんも満足の踊りができたのでしょう。
カテコまで終始笑顔を絶やさず、最後は投げキッスまで!

ぱろ「あれ、私にくれたんですよ、きっと。(^O^)」
師匠「はいはい、みんなそう思ってるよね。」

       *     *     *

昔はスペイン、クチュルク&ミハリョフ・ペアが踊っていたんだなー、とか、
今年はミリチェワさん、ニキフォロワちゃん、シシコワさんもいないし、
シヴァコフ君、ガラでしか観られないのかー、と思うと、とても寂しいのですが、
次世代も着々と育ってきているので、ちょっと安心しました。(^^)


師匠のお話によると、マールイのファンは、
他のバレエ団は観ない初心者が多いと思われているようですが、
これは半分だけ当たっていて、もう半分は誤解です。

招聘元の光藍社は、夏ガラを積極的に主催したり、
本場のバレエ・ファンも呆れる強行スケジュールを組んで、
マーケットの拡大を図っています。
したがって観客の半分以上が初心者、というのは間違いないでしょう。

しかしコアなファン、少なくともハコで見かける常連さんや熱心なブロガーは、
国内外を問わず、えー、そんなのまで観てるの? という人ばかり。
ブランド志向のバレエ・ファンより、はるかにいろんな舞台を観ています。

つまり、様々な舞台を比較した結果、
マールイのコスト・パフォーマンスの良さに気付き、
リピーターになったのが、マールイ・ファンなのです。(^^)
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