【フード】陳麻家 白楽店＠六角橋

こちらの店は随分と久し振りで、調べてみたら今年2月に行って以来だった。今日は家で色々やっていたら昼食時を逃してしまい、家を出たのが14:00前。目当てだったキッチン・ベルが臨時休業（連休らしいのでご旅行か・・？）。六角橋に着いた時刻がそろそろランチタイムが終了の頃、ということで休憩に入って行く店が多かった。ランチタイムの区別もなくぶっ通しで夜までやっているこの店に入ったら先客はゼロだった。

家内は、もう時間的に遅いので多くは食べないというので頼んだのは私が陳麻飯セット（＝麻婆丼＋ハーフの担々麺）、家内にハーフの担々麺を譲り、家内の方は単品でミニ陳麻飯（200円）を追加、それに餃子、油淋鶏（＝ユーリンチー：甘酸っぱい鶏の唐揚げ）の単品で済ますことに。最近売り出し中らしい油淋鶏は他に麻婆豆腐やミニ担々麺とともにランチセットをも形成し、メニューを見る限りでは大写しで上位にランクされていた。しかし今日はそれ程分量が食べられないので単品にした。そういえば前回までは看板メニューだった陳麻飯セットは隅の方へ追いやられてどうやら不人気メニューのようだ。

暫し待つことサーブされた陳麻飯セットだが・・・・、これが何と前回食べたのとはまるで別物の料理へと変貌していた。色は前回のどす黒いものから濃いオレンジ色へと変化していた。嫌な予感はしたのだが、一口掬って味わってみてすぐに変化に気付いた。まるで違う食べ物だ。前回は豆鼓がたっぷりと入り、そして花椒が効いた辛くて痺れる本格的な四川ないしは西安料理と言えたのだが。確かに、前回まではハードでコアな中華だがそれでは確かに受けは悪かったのかも知れない。本格丸鶏スープは顆粒鶏スープへ、豆鼓はやめて豆板醤主体、そして少しだけトマトケチャップを加えて旨味を確保というライトな風合いへと大変身だ。

これでは味の素のCook Do(クックドゥー)お家で中華シリーズで作った麻婆豆腐の方がよっぽど本格的と言える内容だろう。この路線で行くならば個人的には残念ながらこの店の存在価値は今後は持ち得ない。ちょっと残念な昼下がりであった。


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