今日も昨日と同様、昼間は比較的暖かで過ごしやすかった。何となく胃が元気ではない感じで拉麺はいかにも重く、では蕎麦をつるっと食べるかということになった。ま、そうは言ってもここは天麩羅と一緒に食べたい気分だったので久し振りにキュウツナ(=旧綱島街道)のやまもりに行った。妙蓮寺駅前にそば香が出来てからはやまもりはとんとご無沙汰だったのだが、例年通り、この時期ならば新蕎麦の香りと天麩羅を揚げた胡麻油の香りをミックスで賞味できると言うことで小春日和の中を行ってきた。そば香は鴨具材専門であり揚げ物やその他の具は殆どないため、天蕎麦やタヌキ系、山菜関係など一般的な蕎麦屋の蕎麦を食おうと思うと選択肢からは外れてしまう。
やまもりは我が家がこの界隈に転居してきたすぐ後くらいにオープンした手打ち蕎麦専門店で、ということは創業してかれこれ20年ほど経過していることになる。その間、この辺りの蕎麦専門店としてはずっと高い品位を保つ一貫した蕎麦打ちを実践してきた準老舗・名店なのである。開店当初は角張って細く綺麗な、しかしもの凄く硬い打ち方の十割蕎麦が特徴だったのだが、暫く前より打ち方がより普通、というか噛み切り易い程度に軟らかくした二八にしたようだ。自分的には寧ろこの方が尖って喉にゴワゴワ来る食感が緩和されてよろしいかと思っている。
以前には丼と麺類のセットがあったり、3〜5色の具材を交互に楽しめる蕎麦セットがあったりしたのだが現在では割と標準的な温/冷蕎麦・饂飩のラインナップで落ち着いているようだ。
家内が頼んだのは天せいろ、私は天ざるというごくごく標準的なメニュー。新蕎麦の鮮やかな香りは清々しくて良いもので、それを活かすためか少々打ち方が固めのようだがこれはこれで喉越しがよろしく美味しいもの。天麩羅はシシトウ、ニンジンに中型海老二本という構成。ここの蕎麦つゆは伝統的に辛めの淡麗系でこれにちょいと浸けた冷たい蕎麦と温かい天麩羅は口に入れた後に香りが引き立つのだ。最後は通例により蕎麦湯で〆。新蕎麦の蕎麦湯は香りが別格だ。
やまもり
神奈川県横浜市神奈川区白幡町1021渋谷ハウス(白楽駅徒歩3分)
電話 045-402-4470
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