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2020年06月03日10:35

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躁うつ病のトリセツ その2 勉強法�◆嵬槁犬領�て方」

●予定は立てるな

 まずは目標の立て方とその心構えをお話する。

 躁のとき、うつのとき。
 どちらでも通用する基本原則は『小さな一歩を愛する』ことだと思う。
 このあたりは、様々な本の中でベイビーステップだのスモールステップなどと紹介されている。

 が、少しだけ違う。目標の立て方だ。

 目標の立てる際には『目標を達成した姿をカラーでイメージして、そこに至るプロセスを具体化していきなさい』というのが本にあるパターン(通説)である。

 したがって、大きな目標を設定して、逆算して今日やることを決める。

 たとえば、1年後にTOEICで700点を取りたいと思ったとする。そうしたら、机の上に使用する参考書をすべておいて、その量を12か月に分けて1か月分の量を決める。1か月分の量を4週間に分けて、1週間分の量を決める。そして、1週間分の量から1日分の量を逆算するのだ。

 とても筋の通った素晴らしい方法ではないか。と、思った私は何度もトライしては失敗した。敗因を分析すると、躁とうつでキャパシティが違うのだから、均等に分量を割り当てると無理が出るからだろう。

 計画を自分に合わせるのではなく、自分を計画に合わせたゆえの失敗だった。

 他にもある。勉強計画は健常者でも、楽観的な予測をするので、当初の1.5倍くらいの期間にした方が良いと言われる。
 だから私は、2倍くらい余裕を持てば途中の上下があってもブレを吸収できるだろうと考えた。

 だが、それでも失敗した。
 たぶん目標は達成できないものという「負け癖」がついていたからだろうと今になって思う。

 そこで『小さな一歩を愛する』の出番だ。
 予定はなるべく立てない。マイルストーンもいらない。試験日だけ分かっていればいい。
 うつのときは勉強量が少なくていいし。躁のときは一気に増やせばよい。気楽に構えることだ。

 たとえば、私は「一日一行一単語」を標語にして、テキストを一行だけ読んで、英単語を一つだけ毎日覚える。という活動をしていたことがある。

 ところが、結果的に失敗した。
 
 「毎日」というのが曲者で、健常者には「一日たった一つの単語すら覚えられない」という状況が理解でないであろう。が、事実できない。続かない。
 うつ状態をなめてはいけないのだ。

 私は「毎日」にこだわるあまり、続いた日数と〇印によるチェック表を作って、順調に進んでいるうちはそれを見る度、書き込む度にやにやしていた。
 やがてうつがきて3日も空白ができると焦ってくる。
 そのうち、空白だらけのチェック表を見るのすら嫌になり、余計うつが辛くなる。自信もなくす。

※つづく?
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