反町の大勝軒も一年以上行っていなかった。最後に食べたのは去年の8月
http://musicarena.exblog.jp/11652727 との記録がある。個人的には結構好みだが、薄味すっきりで何となくインパクトの薄いスープとの評判だったはずだが・・。
13:00過ぎに店に入ったら先客はゼロ。スタッフの陣容と顔ぶれは以前と同様、メニュー体系も以前と変わっていなかった。寒かったので券売機で買ったのは「あつもり」+増しチャーシュー+味玉。カウンターの一番奥に通されたとき、壁に「スープ味濃い目がご希望のかたはお申し付け下さい」との張り紙が。なるほど・・、スープが薄いので濃くしてくれと言う要望が多かったと推察される。そこで味濃い目でお願いした。待っている間に後客がばらばらと入ってきてカウンターはすぐに埋まっていった。
程なくサーブされたスープを一啜り・・。確かに塩分は濃い。しかし、闇雲に塩っぱい味ではなく旨味と滋味を更にくっきりと浮かび上がらせるような効き方で、これはこれで良い感じだ。他の多くの大勝軒にあるようなワイルドでちょっと臭みを伴ったスープとは一線を画しており、従来からの反町大勝軒の良さである穏やかさ、繊細さはスポイルされない。
塩分が濃い目になると麺との絡みが一段階改善された印象になり、太くガシガシの麺にスープが負けず、両者のコラボが今まで以上に楽しめるようだ。魚介系の仄かな酸味と香り、動物系のしっかりしたボディが麺に乗り移り、一啜りが次の一啜りを誘ってなかなか止まらない。うーん、いい感じ。特製ではないチャーシューも水準以上の出来映え、柔らかいのに噛み応えも具備しておりなかなか美味しい。コリコリとした硬質なメンマ、味玉の仕上がり具合もいつも通りで、いずれにも丁寧な仕事が施されていた。
反町にはここ大勝軒の他、田ぶし、ShiNaChiKu亭、竜馬、千座の岩屋(未食)と5軒が犇めいていてかなりの激戦区ではあるが、大勝軒の味は健在であった。
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