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2008年04月15日09:58

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【音楽】Transcription@Equilbey,Accentus

今日は新譜ではなく、HMVへオンライン・オーダーしていて長らく到着せず忘れ去っていたもの。そう、あの超絶録音であるTranscription2の前の版を取り寄せていたのだ。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/779502

Transcription
1 Samuel Barber / Agnus Dei (Adagio Opus 11)
2 Gustav Mahler / Kein Deutscher Himmel (Adagietto, Syphonie No.5)
3 Johann Sebastian Bach / Immortal Bach (Komm, Susser Tod Bwd 478)
4 Frederic Chopin / Lacrimosa (Etude Opus 10, No 6)
5 Maurice Ravel / Soupir
6 Hugo Wolf / Das Verlassene Magdlein
7 Hugo Wolf / Auf Ein Altes Bild
8 Alban Berg / Die Nachtigall
9 Gustav Mahler / Ich Bin Der Welt Abhanden Gekommen
10 Claud Debussy / Les Angelus
11 Frederic Chopin / Lulajze, Jezuniu (Largo, Sonate Opus 58)

Laurence Equilbey (conductor)
Accentus

Recorded in February 2001 in the Arsenal, Metz, France.

Executive producer: Laurence Equilbey & Herve Boissiere
Recording producer & editing: Tim Oldham
Engineer: Jacques Doll

これまた凄い完成度のトランスクリプションだったわけで、これを凌ぐのは相当な気力体力が必要と思われる。それもそのはず「2」のリリースまで5年近くかかった計算だ。

最初のバーバー:弦楽のためのアダージョOp.11ですっかりやられてしまう。なんという精緻で神々しいアカペラだろうか。身震いがして来る。

圧巻は2トラック目のマーラーだ。これはマラ5の四楽章、あの有名なアダージェットに歌詞を付けて歌い上げるものである。もともと甘美にして静謐、優しい目線で仄かな憂いを湛えた超美麗な旋律であり、原曲では弦楽5部で切々と演奏される。それをこのアクセンタスが歌うと、かくも端正で清らか、そして美麗極まりない旋律が更に強く増幅されるのであった。原曲がアカペラのために存在したかの浸透力の強さはなんなのだろうか。とにかく美しさについては筆舌に尽くしがたい。

そして、バッハ、ショパンと続いていくのだが、どれもが甲乙付け難き名編曲・名演奏と言ってよい。

「目玉」の「2」だけを聴いて驚いている場合ではなかった。

(録音評)
naiveレーベル、V4947、通常CD。録音は2001年2月、モーゼル県メス、アーセナル・ホールとある。Transcription2よりも直進性の強いストレートな狙い方だが、エコー処理や定位のさせ方はほぼ類似。程よい距離感にしてダイレクトに伝わる歌唱のビームも素晴らしい。特にマーラーのアダージェットが始まる部屋の空気が一変してしまう。素晴らしいのひとこと。完璧。

※今日明日の二日間は夜外出のため、今週の音楽日記は今日で終わりということに・・。
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