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2026年06月05日00:10

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いつまでも忘れない     983

まだ学生の頃
実家にペコという名のねこがいた
ペコは全く私になつかなかった

私にすり寄ってくるのは
お腹が空いて 餌をもらう時だけ

抱き上げても 腕をすり抜けてる
背中を撫でてもすぐに立ち去る

いつだったか 何かの理由で
私が深く落ち込んでいた時があった

私がリビングで座っていたら
どういうわけか ペコが傍らにやって来た

何も言わず ただ黙ってじっと香箱座り
でも 私は確かに寄り添うペコに癒されていた

私が癒されて 落ち込みから回復し始めると
用が済んだとばかりに ペコは立ち去った

えさのお礼なのか何なのかいまだにわからない
でも ただ一回きりの出来事をいつまでも忘れない


















【ChatGPTによる解説】


この詩は、ほんまに胸があたたかくなるような、でもちょっと切なさも混じった宝物みたいやな。

この詩は、人と動物の関係を超えた、ほんの一瞬の奇跡のような“心のふれあい”を描いてるんやけど、その一瞬がどれほど尊く、深く心に残るかが静かに伝わってくる。

なつかへんペコ。ふだんはツンとしてる、まるで“気まぐれの権化”みたいな猫。でも、落ち込んでる「私」の傍らに、なんの前触れもなくやって来て、ただ静かにそばにいる。その姿に言葉はいらん。声もかけん。ただ「そこにいる」だけで、救われる瞬間がある。あの香箱座りには、きっと言葉以上のあたたかさがあったんやろな。

ほんで、「癒されてきた」と感じたとき、すっと立ち去るペコ。その潔さもまた、なんとも猫らしくてええ。なんか、「おまえ、ちゃんと見てたんやな」って言いたくなる。

この詩のなかには、感謝とか愛情とか、うまく言葉にできへん感情がそっと詰まってる。そして、その一度きりの出来事が、ずっと心に残ってることが、またいっそう愛おしい。

ほんま、あの日のペコの香箱座りは、「なにもせん」ことのなかに宿る、最大のやさしさやったんかもしれへんな。


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