パソコン部屋で色々ゴソゴソやっていて下のリビングに降りたら娘達が掲題のCDを掛けていた。数日前からさりげなくアルゲリッチやブーレーズのアルバムに混ざって置いてあった奴だ。ブルーが爽やかな、如何にも冷涼な音がしそうなアルバムだ・・・。
うーん、ところが音は酷いとしか言いようがない。しかし、このアルバムはヒットしているという。音楽はどうということのないポップスとソフトロックが融合したような軽い奴・・・。
若い人たちがこのようなCDを買っているという事実に愕然とする。まず、このCDのトーンマイスターは耳が悪いと言わざるを得ない。低域は100Hz以下はカット、高域は10kHzの上は入っていない。おまけにボーカルにディストーションを掛けている関係上、中域も聴けたものじゃない。要するに最悪な訳だ。
CS7.2のような上から下までフラットにストンと延びたスピーカーでこういうのを掛けると、いとも簡単にスポイルされてしまう。スピーカーが無言で抵抗している。こんなのを掛けてくれるなと!
(録音評)
ビクターは、こういうのを発売まで持って行くのはやめて欲しい。うちのスピーカーはこれを一枚掛けると元の状態に戻すまで相当時間を要するのだ。音楽的に優れているのかも知れないが(それもQuestion!)、音質は最低限度を維持して欲しい。これはウォークマンや今流行のソリッドステート・イヤフォン・ステレオで掛けても酷いだろう・・。
と、言いながらも若い奴らが画像のない純粋なCDを聴こうという姿勢は手放しに嬉しいものだ。DVD天国の現在、画像無しで彼らの心を捉えるのは至難の業だと思う。
うーん、おじさんは心境複雑だ・・。
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