ORFEOの新譜で、ダニエル・ミューラー=ショットが弾くブリテンのチェロ組曲。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4093630
Britten: Suites for cello solo, Nos. 1-3
Daniel Müller-Schott (cello)
ブリテン:
・無伴奏チェロ組曲第1番 Op.72
・無伴奏チェロ組曲第2番 Op.80
・無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ/1727年製ゴフリラー、ウィーン)
ベンジャミン・ブリテンから作品を献呈されるということは20世紀のクラシック音楽家にとってはこの上ない栄誉なことだったろう。そして、作品の全シリーズがある特定のアーティスト以外に献呈されたなら例外的に嬉しかったに違いない。ある特定のアーティストとは、ピーター・ピアーズのことだが(=テノール歌手:ブリテンの生涯のパートナーとして知られている=ブリテンは男色傾向であったとの揶揄から来ている)。
ブリテンのこの三つのチェロ組曲はその「例外」にあたる。この作品はムスティスラフ・ロストロポーヴィチに献呈するため約10年を費やして書かれ、そして、この曲は彼らによって初演されたのだ。 一般的にいうとこの曲はチェリストにとって最も優れた、そして最もチャレンジャブルな三つの題材とされている。ショットはロストロポービッチと共に学んだことのある人物であり、この野心的な作品に対しひたむきな熱意と卓越した演奏家魂によって正面から対峙しているのである。
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