急の当日キャンセルで読売日響の招待券が廻ってきた。仕事が忙しかったのでスルーしようと思ったのだが、何と客演指揮がルドルフ・バルシャイとある。この人、相当のご高齢だが昨今になってショスタコ交響曲全集でブレーク中と話題の名指揮者。じゃぁ、ということで仕事を早々に片付けて週末でごった返す有楽町線に乗って池袋芸劇へ・・・。
読響では初めての客演かと思っていたら1989年に一度登場したらしく今度は17年ぶりとのこと。
プログラムはモーツァルト豪華三本立てで、35番リンツ、協奏交響曲、39番だった。
まずはリンツ。初めて目にするバルシャイの姿はCDジャケ等でうかがう強面ではなく凛とした好々爺、それと足元が覚束ないくらいお歳を召している。三面手摺り付きの指揮台によっこらしょと上がると瞑想的な腕振りにてイントロに取りかかる。相変わらず寝起きの悪い読響だが、元々爽快感を伴うリンツを、更に軽やかに謳わせていく。悪くないゾ、このおっさん。
(続く)
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