昨日の続き、スカンディナヴィアの響きの二枚目。
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CD 2 [75.19]
Johan SVENDSEN: Karneval i Paris (Carnival in Paris), Op.9
Trondheim Symphony Orchestra/Ole Kristian Ruud
Hans Christian LUMBYE
[2] Drømmebilleder – Fantasie
[3] Dronning Louise – Vals
[4] Københavns Jernbanedamp – Galop
[5] Salut for August Bournonville – Galop
[6] Columbine – Polka Mazurka
[7] Amelie Vals
[8] Britta Polka
[9] Champagne Galop
Copenhagen Tivoli Orchestra/Lavard Friisholm
Carl NIELSEN: Little Suite for string orchestra, Op.1
Norwegian Chamber Orchestra/Iona Brown
Hugo ALFVÉN: Swedish Rhapsody No.1, Op.19 'Midsummer Vigil'
Bournemouth Symphony Orchestra/Paavo Berglund
冒頭はスヴェンセンという人のパリの謝肉祭Op.9だが、これまた北欧色(というか、シベリウスやグリーグ、ニールセンっぽさ?)が感じられない明るく絢爛な曲で、この陽性の和声と旋律進行はメンデルスゾーンの交響曲やシューマンの小曲を想起させられるもの。それもそのはず、作曲活動を行っていた時期には軸足はパリやドイツにあったという。その後は故郷へ戻って指揮者として大成する。10分余りと短い曲ではあるがオーケストラ作品としては完成度は高い。
次のハンス・クリスチャン・ロンビという人の作品は笑ってしまうほどJシュトラウスと作りも旋律も似ている。北のシュトラウスと呼ばれるほど地元では有名で親しまれているポルカ、マズルカ、ギャロップ、ワルツの作者なんだそうだ。特にKøbenhavns Jernbanedamp – Galop(コペンハーゲン蒸気鉄道のギャロップ)は非常に写実的、いやちょっとギャグをかましているのではないかと勘繰るくらいにリアルなSLが登場し、加減速を繰り返しながら原野を疾走するのだ。これはもう実際に聴いてみないとこのおもしろさは分からないだろう。
ニールセンの小組曲は弦楽4部で書かれた小品で、ちょっとアンニュイだが優しい肌触りが心地良い、たおやかな曲だ。
2枚目の最後、Swedish Rhapsody No.1, Op.19 'Midsummer Vigil'(スウェーデン狂詩曲「夏至の徹夜祭」)はフーゴー・アルヴェーンという人の代表作らしいのだが、この曲は割と頻繁に耳にする。ある民放テレビ番組の小コーナーのテーマだったり、またNHK名曲アルバムで取り上げられたりと露出機会は多いはずだ。冒頭、軽妙洒脱で色彩感の強い主題がリズムの良いソロCl(クラリネット)で吹かれると、「あーー、これか!」と多くの人は頷くはずだ。全体を通して明るく楽しくうきうきする気分が伝わる名作だと思う。
(続く)
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