今日は昼から外出であちこち回った。遅い昼は渋谷で途中下車してとることに。宮益坂の途中の北側に「ラーメン大戦争」という勇ましい看板が掛かったノッポ狭小ビルがある。そこはケードットアカノット社=まっち棒の系列が経営するラーメン屋だけが4軒入っているビルで、その3階につけ麺の専門店=乱世(らんせ)がある。因みに一階から順に、麺屋梵天、和歌山ラーメンまっち棒、つけめん乱世、鶏そばうつけ、となる。
14:00ちょっと前に入店、入り口脇の券売機で食券を買うシステムだ。注文は特製つけめん大盛り=1100円で、いわゆる全部乗せメニュー。普通盛り220グラム〜大盛り330グラム〜特盛り440グラムまで全て同一料金というのは最近流行の仕組みかも知れない。先客はゼロ、後客は直後に3名バタバタといったところ。3人目は一人客で女子大生か新米OLと言った風情の華奢で上品そうな娘。なのにつけ麺をワシワシと威勢良く下品?に食べていた。
太麺なので茹で時間はそれなりに掛かるとの注意書きがしてある通り着席してから麺がサーブされるまで10分少々かかった。厨房では女性スタッフが一人でつけめんを作っていた。男性の店主は食材の運び込みやら下拵えに余念がないようだった。券売機でオプションを買いそびれてもカウンター越しに頼めば現金決済で付けてくれるので安心、と書かれたトッピング解説の札が立っていた。
程なく、金属製の皿に載った漬け汁丼と麺を盛った丼が同時に出て来た。茶濁したスープには多量の葱、チャーシュー、メンマ、鳴門、海苔などが入る。見た目よりも粘度が高くドロドロで、これは天下一品と同等レベルかも知れない。スープの基本は動物系、それもとんこつだろう。それに節系が多量にミックスされた今時のダブルだ。魚介よりも動物の特徴が立っていて少々臭みも感じられるが獣臭までは行かない。
麺は断面が四角く、かなり太いウェーブがかかったものでプリプリとシコシコを両立させた多加水麺だ。茹で加減も固めで好ましい。麺の丼の上に特製ゆえのアドオン=増しチャーシュー、湯がいたホウレン草、味玉、そしてメンマが添え付けられている。これらのアドオン薬味を適宜漬け汁に投入しつつ食べ進むという趣向だ。
スープの塩分は強くかなり塩っぱい。しかし、後半になって薄まるという多くのつけ麺に見られる弱点は克服されており最後の最後まで薄まった感じはしない。麺はスープと非常に良く絡みグイグイと面白いように持ち上げる。動物系のどっしり重い風味に節系の鮮やかな香りが加わり得も言われぬワイルドな食べ心地だ。麺の歯応えも重量級だし実に男性的なつけ麺なのだ。
塩分が濃すぎてどうしても辛いという向きにはカウンターに備え付けの保温ポットに魚介系スープが入っているのでこれで少々薄めて戴くのも一興だ。こちらを注ぐと魚介の風味が更に立って鮮烈さが強烈に増すのだ。説明書きによれば、つけ麺を食べ終わった後のスープ割りにどうぞ、ということで、それはセルフでどうぞ、というシステムなんだろう。
大盛りでは満腹を通り越して辛くなってしまい、後半はさすがにスローダウンしてしまった。そうそう食べられる量ではないしスープの重さは格別だった。このつけ麺は若い人向けだろう。
つけめん乱世(らんせ)
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-13-7ワイズ渋谷3F
TEL 03-3400-7977
定休日:日曜日
営業時間:11:00-22:00
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