現行構成ではオンボードMarvellコントローラは2ポート、Adaptec 2405コントローラは4ポートのSASコネクタを持つので、合計6ボリュームのHDDを接続可能であり、これくらいあれば音楽サーバ用としては十分である。
これだけの拡張性があっても将来的にはHDDが不足するかも知れず、しかしこれ以上のドライブを普通のATXミドルタワーに収めるのも現実的ではない。そこで、ドライブをリムーバブルで運用することを思い立った。会社のサーバなどでは普通となっているバックプレーン付きのドライブ・ケージ(エンクロージャ)の小型版はないだろうか、と探してみたら廉価で手軽な物が見つかった。5インチ・ベイ2段を使って3.5インチドライブが3本格納できるというトライブ・ケージだ。
通常のドライブ・ケージはアウターと呼ばれるケージ本体のスロットに、インナーと呼ばれるドライブを収めた専用カートリッジを挿し込んで使う形態なのだが、このCenturyの製品
http://www.century.co.jp/products/pc/hdd-kit/cwrs3-bk.html はインナーが不要で取扱も簡便だ。しかもSAS/SATA両方に対応しているので将来的にUnified Serial(SAS/SATA混用運用)構成も可能。またSASの2重冗長接続のためのセカンダリ・コネクタも装備している。つまり1ドライブあたりSATAの7ピン・コネクタが2つ出ていて、それぞれがドライブ側のSFF-8482カードエッジの表と裏の両方に接続されるという拘りようだ。
現在用意できている合計6ポートのうち、3ポートは内部のシャドウ・ベイに取り付けたドライブへ、そして残り3ポートはこのドライブ・ケージに収めたリムーバブル・ドライブへ割り振ることとなる。ドライブは中古で取り敢えず3台入手した。いずれもSeagate製15000回転の第5世代HDD=Cheetah 15K.5で、容量は73GBが一本と146GBが2本だ。73GBの方はCドライブのWindows XPブート・ボリュームにピッタリなので3.5インチのシャドウ・ベイへ固定取り付けとする。残りはどちらに設置しても良いのだが今回は試しにドライブ・ケージに格納することとする。
(続く)
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