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2008年11月09日18:27

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【アート】大琳派展@東京国立博物館(平成館)

今年は尾形光琳が生誕350周年ということで国立美術館では大々的な展示を行ってきている。長かった展示もいよいよ来週に千秋楽を迎えるというので上野公園まで小雨の中を行ってきた。

マイミクのりぃなさんのアドバイスに従い、当日売り分のチケットはJR上野駅公園口改札内のチケットビューローで調達した。殆ど並んでいなくてすぐに買えた。国立美術館に到着すると発券機の前は長蛇の列・・。確かに駅で買って良かった。

光琳は本阿弥光悦と俵屋宗達にインスパイアされ、それを基に絵画や装飾芸術を完成させた江戸時代の著名なアーティストで、その後、彼の作風を慕う尾形乾山・酒井抱一・鈴木其一らを合わせて六名を琳派と称し、日本絵画や工芸の一つの古典セクトとして扱われている。

内容が豊富かつ多岐に渡っているので全展示の感想を書くスペースも時間もないが、一つだけ、誰でも知っている風神雷神について。宗達、光琳、抱一の風神雷神図の屏風バージョンが三セット、そして、そして其一の小振りな襖バージョンも登場。これだけの揃い踏みはなかなかに圧巻であった。そして光琳の風神雷神の裏面にそのリアル世界(つまり嵐・台風など疾風に立ち向かう勁草の姿)を対応させて描いたという夏秋草図屏風というのは初めて実物を見たが、なかなかに趣&機知に富んだアイディアで、もう一つの風神雷神の意義、そのまさに「裏側」を垣間見た思いだ。

その他、根津美術館の燕子花図屏風、富山の水墨画美術館でもお目に掛かったことのある出光美術館所蔵の月に秋草図屏風、紅白梅図屏風、宗祇像などにも再会した。

なにぶん展示作品の分量が夥しく、また人も非常に多くて混雑していたため必ずしもゆっくりと鑑賞できたわけではないが、久し振りに目の保養ができた。
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