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2008年11月01日16:05

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【フード】九ツ家@六角橋

9月にオープンした近所の家系ラーメン、九ツ家(ここのつや)に初めて行った。この界隈には六角家という家系ラーメン界の大御所の本店があり、この方向でやって行くには相当厳しいと思われるのだが・・・。

店は六角橋交差点から神奈川大学のキャンパスへ向かう途中にある。元のお好み焼き屋の店舗をほぼ居抜き状態で使っているためかメインのテーブルは小上がりに並んだお好み焼き専用テーブルだ(バーナーがまだついたままで鉄板には蓋がしてある)。自宅から歩いて15分ほど、13:00過ぎに店に着いた時には男女混ざった学生と思われる4人組が一組だけであとはガラ空き。平日昼間は学生で混んでいると聞くが今日は土曜のためか待たずに座れた。我々が座ったあとにやはり学生風の二人組が二組、壮年男性が一人、と、ポチポチと入ってきた。

私が券売機で買ったのはチャーシュー麺中盛り+味玉(固め・薄め・多め)、だったのだが味玉はあと一つで売り切れとのこと、同伴した家族に譲り、卵の代金はリファンドされた。

程なく出てきたチャーシュー麺は見た目には吉村家のそれに酷似している。スープは本家を凌ぐ程の乳化度でドロドロ、そしてコクも味わいもとても深いものだ。醤油は薄目で頼んだのだが塩分は割と強めに感じられる。麺はどこの製麺かは確認出来ないがスタンダードな家系の太いものだ。この固茹での麺は歯応えがポキポキで美味しいし、粘性の強い極上スープをグイグイと持ち上げるのだ。

チャーシューは厚切りのモモの炙りチャーシューで三枚乗る。これは薫り高い仕上げで、とかくプアな家系のチャーシューにあっては破格に上質だ。柔らい中にも適度な歯応えがあり噛み締めると旨味が口中に拡がる。海苔は3枚でこれも厚手で上質なものだ。搾りきったホウレンソウはまぁ標準的なもの。

投入する卓上調味料は、いつもの常でスタートアップは黒胡椒、中盤から練り唐辛子と行者ニンニク摺り下ろしを投入したが、スープベースが素直で雑味が殆どないため、これらの風味に都度敏感に反応し、全体の印象を巧みに変えてくるのだ。

開店間もない店であるが相当にレベルの高い味を初回から味わうことが出来た。浮沈の激しい六角家総本店の出来の良い時の味を軽く凌いでいるのは確実で、寧ろ系統的には本家・吉村家がターゲットという領域に達している。これは目が離せない店だ。
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