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2008年02月19日10:23

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【音楽】Pachelbel: Organ Works@Joseph Kelemen

昨年末にリリースされたOEHMSレーベルのSACDハイブリッドで、オルガン曲の作曲で有名なパッヘルベルの作品集。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2649965

パッヘルベル:オルガン作品集

1. プレリュード ニ短調
2. われらみな唯一なる神を信ず
3. チャコーナ ヘ短調
4. オクターヴ・トーンによるマニフィカト
5. リチェルカーレ ハ長調
6. トッカータ ハ長調
7. リチェルカーレ ハ短調
8. フーガ ニ短調
9. トッカータ ハ短調
10. フーガ ハ長調
11. 神なしたもう御業こそ、いと善けれ
12. 神のひとり子なる主キリスト
13. さあ、主を讃美せよ、私の魂よ
14. 高き天より我は来れり
15. 第3アリア
16. われらの救い主なるイエス・キリスト
17. 暁の星はいと麗しきかな
18. トッカータ ハ長調

ヨーゼフ・ケレメン(org)
(G.C.シュテルツィング 1702年製、J.クラップ 1722年製オルガン)

パッヘルベルはJ.S.バッハと同時代を生きたバロック期のオルガニスト、教会音楽、とりわけコラールの作曲家として有名。日本では通称「パッヘルベルのカノン」が特に知られている。因みにこの著名曲はこのCDには収録されていない。

フーガやトッカータ、リチェルカーレといったオルガン曲の様式を確立した第一人者としてブクステフーデとともに名が挙げらる。これらの様式についてはバッハにも大きな影響を与えたとされ、改めてこの作品集を聴いてみると基礎としての対位法に多くの類似点が認められる。

この曲集は宗教曲(教会音楽)を集めたもので、なかなかに荘厳かつ求道的な旋律が詰め込まれている。和声法はバッハ作品群に比べておしなべてシンプル、かつ淡々としたものが多く、華麗な展開は見られないものの瞑想的な響きが印象的だ。

(録音評)
BMG OEHMSレーベル OC613、SACDハイブリッド。2006年5月30-31日 エルフルト=ビュスレーベン,聖ペトリ教会での録音とある。音質は極めて優秀であり目の覚めるほどの超高解像度を達成している。小音量再生においても大音量再生においても極めて明瞭な音の飛び出し方をするのは特筆に値することだ。

オルガン自体の音も礼拝堂の残響も漏らさずほぼ完全に納められていて、使われている二種のオルガン/礼拝堂の違い及び特徴をまざまざと描ききっている。CDレイヤーとSACDレイヤーの音質差も非常に少なく、どちらも超優秀な音質である。オーディオ的にも非常な快感を得ることの出来るオルガン録音だ。

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