昨日はPさん邸でプチオフが開催されたので午後2時前くらいに平塚に着いた。で、目当ての変わり種ラーメンを試した。
何が変わっているって、ここは大黒庵という日本蕎麦屋。しかし、客の殆どはラーメンを注文するという変わった蕎麦屋である。
注文したのはチャーシュー麺。大部分の客はラーメンを頼んでいた。麺の茹で加減とスープの濃さについては細かく調整が出来て、これらは店員と厨房の間で独特の符丁で通信される。
http://ramentheater.com/walk/daikokuanhonten_hiratuka.html 常連と思しき客もちょうどこの符丁を使って注文していた。
鰹風味の和風出汁に鶏ガラ、化学調味料といった戦後間もない頃はポピュラーだったいわゆる「中華そば」スープに自家製麺の細縮れ麺が絡むという塩梅だ。実に懐かしい味。
醤油ダレは相当しょっぱい類に入るだろう。自分自身がかなりしょっぱめが好きなので全然問題はないが、普通はスープを啜ろうとも思わないのではないだろうか。チャーシューもしょっぱいが出来映えは上々、メンマもシャキシャキしているがかなりしょっぱい。
麺は硬めの茹で加減であり、更に固茹でを好む客が多かった。しかしデフォルトでも相当硬めでパキパキした食感は独特。これはこれで噛み締める楽しみがあるし、細麺にしてはインパクトの残る麺だった。
このラーメンはどこか懐かしい・・、と思いつつ食べ進んだが、途中でハッと気が付いた。そう、富山・西町の大喜である。そう、富山ブラックの発祥店の味。これがストレート太麺であれば間違いなく富山ブラックに酷似するであろう。
昨今流行のダブルスープでもなければ拘った透明ガラスープでもなく、特段に工夫が盛り込まれた絶品ラーメンでもない。しかし、また寄りたいと思わせる何かがある蕎麦屋のラーメンであった。
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