メゾソプラノのスーパースター、チェチーリア・バルトリの新譜で昨年末にリリースされたユーロ輸入盤。ようやく聴いた。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2597701
トラックが異様に多いので、曲目はこちらを参照のこと:
http://www.ceciliabartolionline.com/the_album.html
Cecilia Bartoli
Maxim Vengerov (violin) Orchestra La Scintilla
International Chamber Soloists
(Chorus master: Jürg Hämmerli) Adam Fischer
ゴージャスな曲ばかり集めたCDだが、これは早生した有名メゾソプラノ歌手であるマリア・マリブラン(1808-36)への追想、オマージュ的なアルバムで、バルトリが精力を注いで作った作品らしい。詳しくは上のリンクを参照のこと。
オペラなどから抜粋された小粋な小品ばかりが並んでいる。特にメンデルスゾーン:演奏会用アリア「不幸な女よ!」、ロッシーニ:ロジーナのカヴァティーナ「今の歌声は心にひびく」(s)〜「セビーリャの理髪師」(第1幕)等はは素晴らしい出来だ。歌声が魔術的、いや呪術的な響きであってなんとも引き込まれてしまう魅惑の歌声だ。音程や音階の正確性、安定度など、どこをとっても欠陥はない。
(録音評)
DECCA 475 9078、通常CD。これ以外にDVDがバンドルされた盤、ハードケースに豪華歌詞カードがバンドルされたセットがあったが購入したのは普通の安価なバージョンだ。音質はDECCAとしてはブリリアントにしてゴージャスなもので、バック・オケの器楽音の美しさは人工的過ぎる気もするがまぁ許容範囲。バルトリの歌声の定位は素晴らしく、全てのトラックを通じて、真ん中ちょっと後ろでビシッと決まるもの。ビームも鋭く迫り来る。もう少し聴き込んでみたいものだ。
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