今日はこれ。買いそびれていたグリモーのリフレクションと題するコンセプト・アルバム。結局今日も女流だ。
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・ピアノ協奏曲イ短調op.54(シューマン)
エレーヌ・グリモー(Pf)
シュターツカペレ・ドレスデン(ドレスデン国立管弦楽団)
エサ=ペッカ・サロネン
・3つの詩(リュッケルトの詩による)作品12(C.シューマン)
風雨の中を彼はやって来た
なぜ他の人にたずねるのか
海辺にて(AmStrande)
エレーヌ・グリモー(Pf)
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(Ms)
・チェロ・ソナタ第1番ホ短調op.38(ブラームス)
・2つのラプソディop.79(ブラームス)
エレーヌ・グリモー(Pf)
トルルス・モルク(Vc)
大ヒットしたクレドと同一路線のコレクションで、これのテーマは「愛」だそうだが、よりによってシューマン、クララ・シューマン、ブラームスとはなんとも生々しく、恐れ入る組み合わせだ。
Pコンは実に剛直な解釈。例によってサロネンのバトンは少し速めのリード、それに対しグリモーは軽く乾いたタッチで呼応している。情感や感傷と言った夾雑物はおよそ皆無なガラスのように透き通った演奏だ。
Cシューマンの歌曲、これも情感を抑えた静かで切々としたもの。僅かなデュナーミクを混ぜながら軽やかに歌い上げるフォン・オッターの技量が光る。
ブラームスのVcソナタを弾くのはトルルス・モルク。モルクはVirgin Classicsのスターであり現在売り出し中のところをレンタル。繊細で地味暗いモルクのVcがCシューマンを背後からひたむきに見つめるブラームスの心情を物語っているかの様だ。全体には情感の込めは少ないがシューマン、Cシューマンに比べればアゴーギクが使われていて、仄暗い揺らぎが感じられる演出だ。
(録音評)
DGの録音。コンチェルトは2005年4月、聖ルカ教会(ドレスデン)、その他は2005年9月、スコリング・ステージ(ベルリン)とある。 シュターツカペレ・ドレスデンのサウンドは絢爛でありながら燻し銀の様な鈍い光沢を放っている。残響も豊かでS/N感も高い録音は秀逸だ。スタジオ録りの方は一転して落ち着いた雰囲気でありこちらも水準以上だ。オッターのMs、モルクのVcが程良くリアル、品良く録られている。
−−−今日はセミナーで帰宅が遅いため、明日の音楽日記は休み−−−
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