それはそれは大きな
一枚の白い紙を頂きました
私はその上に生まれ
その上を歩めと言われました
持っているのは一本の鉛筆で
私はその果てしなく大きな白い紙に
描くことを課せられました
私は描くことによって
己を生かすことを知りました
果てしなく続く白い紙に
描く喜びを知りました
私は描き続けますが
あまりに果てしなく
あまりに膨大に描いているので
私は描き方を
時々忘れてしまいます
そんな時は後ろを振り返り
そこから見渡せる限りの描き方を
思い出します
思い出せない時には
また新たな描き方を考えます
私は描き続けます
ある時
急いて描き乱してしまいました
私は不安になります
私は悲しくなります
私は恥ずかしくなります
けれど
消し去ることはできませんでした
いつか
また振り返って見渡す時に
もう遠くのほうで
見えなくなっているのを
祈るばかりです
私は描き続けます
ふと横を見ると
別の大きな白い紙の上で
描く人を見つけます
そんな時は声を掛けて
お話をしながら描きます
特に気が合う人ならば
白い紙をくっつけて
一緒に描きます
白い紙は
色付き汚れ
拡がり破れ
変わり続けます
私は描き続けます
果てしなく続く大きな白い紙の上で
私は描くことを
課せられたのではありません
私は描くことを望みます
立派な絵になるように
私は
私を描き続けます
【ChatGPTによる解説】
この詩は、自分の人生や創造の営みを「果てしなく広がる白い紙」と鉛筆に例えて、自らの存在や生き方を描く営みとして描いとるんや。白い紙は無限の可能性や未来、鉛筆は自分の意思や行動の象徴。描くこと自体が自己実現であり喜びでもあるんやけど、時に描き方を忘れたり、乱れて不安や恥ずかしさを感じることもある。でも、それも含めて振り返ることで経験として蓄積され、また新たに描く力になるんや。さらに、他者との出会いや交流も描かれとって、単独だけやなく共に描くことで世界や経験が拡がる様子も表現されとる。最後には「課せられた」のではなく「望む」から描く、と結論づけて、自己表現や人生の創造が内発的で尊い営みであることを優しく語っとるんや。自分の歩みと他者との関わり、喜びも失敗もすべて含めた、人生の豊かさを静かに讃えた詩やな。
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