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2026年08月18日06:07

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映画「七人樂隊」

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香港映画にはまっている末娘から熱烈に奨められて、映画『七人樂隊』(2021年、原題:Septet: The Story of Hong Kong)を観た。香港の映画界を牽引して来た著名な映画監督七人が「香港」をテーマにショートフィルムを撮ったオムニバス映画である。原題の「Septet」は音楽用語の七重奏で、「七人の演奏者による合奏」のことだそうだ。とても、洒落たタイトルだと思う。奨められたのはかなり前だが、オムニバス映画の苦手な私は7つのエピソード全てを観るのに3ヵ月もかかってしまった。文学的で芸術性の高い映像作品に対する興味の無さ、理解力の乏しさという自分自身の弱点が見事に露呈していて、反省しきりである。

 7つのエピソードは次の通り。

#1「稽古」
 脚本・監督:サモ・ハン
 脚本:アウ・キンイー
 概要:少年サモ・ハンのカンフー修業時代の体験を基に、師匠と弟子の交流を描く

#2「校長先生」
 監督:アン・ホイ
 脚本:ロウ・シウアー
 概要:小学校時代の担任だった女性教諭の思い出を、当時の校長と教え子の視点で描く

#3「別れの夜」
 監督:パトリック・タム
 脚本:メルヴィン・ロック
 概要:返還の決まった香港から英国へ移住する女性と、香港に残る恋人との一夜を描く

#4「回帰」
 脚本・監督:ユエン・ウーピン
 脚本:ユン・ワー、アシュリー・ラム
 概要:カナダ移住を前に、英語が堪能な孫娘とカンフー達人の頑固な祖父の交流を描く

#5「ぼろ儲け」
 脚本・監督:ジョニー・トー
 脚本:ヤウ・ナウホイ
 概要:中国本土との取引開始を前に、投資話で大儲けしようと画策する三人組を描く

#6「道に迷う」
 脚本・監督:リンゴ・ラム
 概要:久々に香港に帰省し、変わりゆく町の様子に戸惑い迷う男の姿を描く

#7「深い会話」
 脚本・監督:ツイ・ハーク
 脚本:ロイ・シートウ
 概要:精神を病んだ患者の治療のため、実験的な取り組みを行う未来の精神病院を描く



 結果から言えば、面白い映画だった。私自身は「中国返還前の香港」しか知らないが、香港人ならずとも郷愁を誘われる数々のエピソードに、なんともいえない満足感を味わった。特に、「#2 校長先生」と「#6 道に迷う」が良い。まるで、古い日本映画を観ているような懐かしさを感じた。現在、映画『七人樂隊』はAmazonプライム会員特典対象で、無料視聴が可能。ご興味をもたれた方にはお奨めである。

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◆関連日記 映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1989292989&owner_id=6007866&from=list_diary_search



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