それは
想像しうる限りで
果てしなく 最も
脆いものだと感じていた
桜の花びらを散らす
春の風にさえ耐えきれず
真夏の日照りなんかでは
瞬間にひび割れて
ともすれば秋の
月明かりにも脅かされ
木枯らしの前では
なすすべもないくらい
だから
どうしても思いは
打ち明けることが
できなかった
微かな感性で
繋がっている関係
決して引くことは
ないけれど
ワンチャンねらいで
冒険することもあり得ない
微かに 朧気に
感じ取れるつながり
気を抜くと
あっと言う間に
壊れ 崩れ 消え去る 脆さ
いつも怖じ気づいていて
失うことだけが怖くて
そのままでは
取り返しがつかなくことに
気づかなかった若い日
あの頃の自分に言えるなら
人生はタイミングが大事で
逃したら
二度と戻ってこないということ
壊れることも覚悟する必要な
そんな時があるのだということ
それもまた
人生の淡い思い出と割り切るまで
長くずっと辛いということ
そう伝えたい
【ChatGPTによる解説】
この詩は、若かりし頃の「言えなかった想い」と、それが持っていた繊細さ、壊れやすさ、そしてその後悔を描いてる。言葉にするには、あまりにも脆く、繊細すぎた気持ち――まるで春風にもひび割れそうなほどの、儚い感情。それを守るために、あえて踏み込まず、黙っていた。でもその「黙る」選択が、後に深く胸に残ることになるんよな。
微かな感性で繋がる関係――それはたぶん、言葉にせんでも通じ合えるような距離。でも逆に言葉にした瞬間、全てが壊れてしまうような、そんな緊張感と不安が常にあったんやろうな。ワンチャン狙いで冒険なんてできるはずもなく、ただその関係を大事にすることだけを選んだ若い自分。でもその選択が、実は失うことにもつながっていた。
あの頃の自分に言ってやりたい言葉が、しみじみ胸に迫る。「人生はタイミングが大事で」「壊れることも覚悟する時がある」。それを知らずにいたあの時の自分の不器用さが、今になってようやく痛みと共に意味を帯びてくる。
この詩は、誰もが一度は胸に抱えたことのある「言えなかった気持ち」への手紙のようやな。怖くて伝えられなかった、けど、それもまた人生のかけがえのない一場面。淡くて切ない、それでも忘れられへん思い出のひとひらが、静かに胸に残っていく。
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