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2025年12月24日08:23

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ジェーン・スー『ひとまず上出来』(文春文庫)を読みました。

ジェーン・スー『ひとまず上出来』(文春文庫)を読みました。
著者は、ラジオパーソナリティ、コラムニストであり、本書は『CREA』ほかに連載されていたエッセイを2021年に単行本として出版され、さらに、今年2025年9月に単行本化されています。
エッセイとして収録されていた雑誌の性格からして、それほど若い世代ではない女性を読者に想定しているのだと思います。したがって、著者と同じような年代性別の読者が想定されているようで、私が入らないカテゴリーかもしれない、という気はします。たぶん、あくまで、たぶん、ながら、発表順は出版順くらいでソートされていて、特にテーマ別のカテゴリーも設けられていません。
著者は、もちろん、有名人だし、特別感ある人物なのでしょうが、とびっきりのセレブとかではなく、我々のような一般ピープルが接することの出来ない世界の情報を持ちつつも、我々一般ピープルの感覚も同時に持ち合わせていて、セレブの世界の覗き見趣味よりも、フツーの人々のあるある感を満足させてくれるような気がします。取り上げられているトピックも日常的な出来事が少なくなく、タイトルから示唆されているように、中身のコラムやエッセイからも肯定的な世界の捉え方を感じることが出来ます。
肩肘張らず、決してセレブ的な一般ピープルにはマネの出来ない世界ではなく、地に足ついたエッセイに仕上がっている気がします。ただ、逆に、一般ピープルには接することが出来ない世界の覗き見趣味、というか、特別感が希薄なので、そのあたりに不満を感じる読者がいるかもしれません。そういった特別な情報に接したいのであれば、別のエッセイを探すことになるのかもしれません。

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