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2020年06月09日19:20

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躁うつ病のトリセツ その8 うつのときの勉強法��「現実逃避を考える」

●現実逃避するのは仕方がない

 実は、重いうつのときに何もできないと言ったが、少し語弊がある。ハードルの低い行為(無為に過ごしてしまう時間)に関しては、できてしまうのだ。

 私の場合、スマホを使う習慣がないので、パソコンにとにかく噛り付く。びっくりするほどパソコンの前から動かない。

 主に、ネット小説だったりゲームだったりだが、平気で1日10時間を優に超すくらい。
 睡眠時間が10時間だとすれば、他に何もできないと分かると思う。

 恥ずかしながら時期によって色々と依存していた。真っ当な趣味だと自分は思っていたのだが、一日に費やす時間は真っ当ではなかったかなと思う。実際、勉強の時間を大いに犠牲にしていたのを考えれば、無駄と分かりつつも後悔してしまう。

 大学入学前まではテレビゲーム(当時PS2が現役だった、あと受験期を通して「ひぐらしの鳴く頃に」というノベルゲームが流行っていて身持ちを崩す人間が続出した)に子供のころから嵌っていた。

 入学してから3年間ほどはアニメやニコニコ動画(大学受験直前の冬にYouTubeやニコニコ動画が登場して、やはり身持ちを崩す人間が続出した)にどっぷり浸かった。周囲に影響されたともいえる。

 大学4年から10年あまりネット小説(小説家になろうという現存するサイトや今は亡きにじファンというサイトがお気に入りだった)を読み漁った。これは自分から熱中することになった。きっかけはよく覚えていない。


●活動か休息か

 カウンセラーに言われた言葉が耳に残っている。活動と休息のバランスが大切、と言われた。
 休息を無為に過ごしてしまう時間と捉えるならば、勉強という活動と釣り合いがとれていたときは、うまく行っていたように感じる。
 勉強に偏りすぎれば、無為な時間に没頭しすぎれば、どちらも後で辛くなる。

 だから非生産的活動だと思って、無為な時間(現実逃避の手段ともいえる)を排除する必要はないと思う。
 無理に効率化をしようとすれば、後々しんどくなる。
 
 たとえば、私は付箋をパソコンの前にセットして、パソコンの前に座った時間を記録したり、のぞいたサイトを記録したり、タイマーをセットしてみたり。パソコンに布をかけてみたり、電源や本体を隠してみたり。と、色々な方法を使ってパソコンの利用時間を減らせないか試してみた。

 結果はうまくいった――見せかけだったけれども。

 躁のときだから勉強が楽しくて無為な時間は自然と減る。そして、無為の時間を減らそうという行動は、うまくそれをアシストしてくれた。
 無為にパソコンをする時間が1時間以下に減った時期が、2週間以上続いたこともある。

 だが、それでもうつに転じるとパソコンに依存する生活に戻ってしまった。付箋に走り書きするだけという極めて簡素化した方法であっても、面倒になってしまうからだ。
 あるいは、自分を管理しようとする行動そのものに、無意識に抵抗していたのかもしれない。真実は自分でもわからないけれども。

 だから、何もやらないをやる勇気が必要だと思っている。でも、私は2週間が限界だった。残念なことに。
 
※つづく?
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