『老人性うつ』とは正式な病名では有りませんが、65歳以上の高齢者がかかるうつ病の事を呼びます。
老人性うつとは、一日中ぼんやりしてる、なんとなく元気がなくなってしょんぼりしてるなど、認知症の初期症状と似てるため、判断が難しいところもあるんです。
うつ病は早期の段階で正しく治療を行う事で生活の質が改善する事がわかっています。しかし、認知症との区別がつきにくいために、気が付いてもらえなかったり、気が付いた時にはかなり進行してる場合も有ります。
様子がおかしい?とか、いつもと違う?などと思ったら専門の医療機関を受診し、検査を受ける事が大切です。
★症状
頭痛、めまい、食欲不振、吐き気、耳鳴りなど内科や外科、耳鼻科を受診するケースが多いですが、検査をしても異常なしと言う結果になります。
直接的な原因がわからないため、本人も家族も悩み、それでうつの症状が悪化する場合もあります。
それ以外にも、落ち着きが無い、それまで興味を持っていたことに関心を示さない、出不精になり家のこもりがちびなる事も有ります。
★治療
老人性うつと診断された場合、治療に大きくわけて3つの方法が有ります。
1)環境調整
この病気は環境要因からおこる事があるので、本人が活力を戻せるような環境をご家族が作る事が効果的です。例えば、旅行や買い物に誘って見る、人と話す機会を作る、できる家事を任せて担当してもらうなど、本人や家族の負担に成らない程度に刺激を与える事が重要です。
2)薬物療法
一般的なうつ病と同じように抗うつ剤を使用する事が基本です。ただし、小人生うつの場合に使用する際は、持病などで使えない物もあります。日常服用してる薬剤があれば、必ず伝えましょう。
抗うつ剤に抵抗がある人には、保険適応は無いですが、漢方薬という選択肢も有ります。
3)精神療法
がんばって治そう!などの声がけは本人にプレッシャーを与える事になります。専門医に相談してどのように接して行くのが良いか?を決めていくのが良いです。
少しずつ回復してきたら、社会との接点を視野に入れて、デイサービスを利用するなどし、徐々に改善に向かうサポートをしましょう。
★予防
最後に、この病気の予防法ですが、気持ちを元気にすることが重要です。退職後に何も無い状態を作らないよう、早めに趣味を見つけたり、新しい事にチャレンジしてみましょう。積極的に外出し、仲間と話す機会を設けることも予防につながります。
自発的にそう言う行動をする事が予防策となります。
また、栄養バランスの良い食事も大切です。高齢者になると、食事を作るのが大変に成る方もいます。そういう場合は週に何回か宅配サービスを利用するのもいいでしょう。
天気の良い日は外に出て、日光浴しましょう!神経伝達物質の『セロトニン』が分泌されて、精神を安定させる効果が期待出来ます。ウォーキングや散歩を日課にする事でリフレッシュ出来ます。
もちろん、予防の為に使う漢方薬も有ります。
ぜひ、今日から実行してみて下さい!(*^^)v
心配な方はご相談下さい。
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