病院に行って抗生剤を飲んで症状が改善されないと、再度受診をして別の薬をもらう事が有ります。
その時、先生から 『では強いお薬を出して置きますね!』 って言われる患者さんが少なくない。
で、薬局で 『これって強い薬なんですよね???』 って質問されるので困る。(T_T)
例えば、抗生物質って色々と系列があって、それぞれ得意分野と不得意分野が有る。
人間と同じです。文系の人に数学の問題をやらせても全問正解となる確率は低い。体育会系の人に、運動させたら良い成績が出る可能性が高い。
そんな感じで、セフェム系の抗生物質は扁桃炎に使ったり、副鼻腔炎の人にマクロライド系の抗生物質を使う。
でも、それで効果が無かった場合、ニューキノロン系の抗生物質を使う場合が有る。では最初からニューキノロン系を使えば良いのか?って言うと、そうでは無い。あくまでも最初に王道の系列を使って、それでダメならセカンドチョイスを使うので意味が有る。
ここで患者さんは勘違いするのが、例えばマクロライド系の抗生物質では、1錠200mgを1日2回飲んでたのに、ニューキノロン系に成ったら1日1回で500mgの錠剤を出されたので、1日量で多く成るので、やっぱりコッチの方が強いんだ!!! って思いがちですが、違うんです…
人間が1日に飲んで効果が出る量って、成分によって違うので、そこを比較してはダメなんです。
料理だって、塩を1gしか使わないなら砂糖も1gしか使わないですか??? そんな事無いですよね???
でも、コレも勘違いするネタでも有るんです。
コレは笑い話ですが、以前ちょっと離れた歯科の先生から問い合わせが有りました。
『ケフラールで薬疹が有るんで、他の薬剤で1錠100mgくらいの何か良い抗生物質は無いですか?』
ですって…
どこから話したら良いんでしょうね〜?(爆)
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