久し振りに美豚。この六角橋交差点界隈はラーメン店の激戦区、しかもこのところ新店が幾つかオープンしていてなかなかに目まぐるしい。
美豚がオープンしたのは昨年の春だったからもうすぐ一周年という事になる。しかし、気になるのは昨今の客の少なさ。昼時でも客がゼロという日もあってちょっと不安だ。これだけの激戦区、しかも新店ができたとあらば客は一時的に減っても致し方ないが、それが常態化すれば撤退は早いであろう。
本日14:00過ぎの到着で、先客は2名。昼時を過ぎていたのでこんなものとの見方はあるが隣のともえ軒はほぼ満席であることを鑑みると客はやはり少ない。券売機で買ったのは煮魚出汁つけめん+増しチャーシュー+味玉(ランチサービス)、家内も同じだが増しチャーシュー抜きとした。
待つこと暫し、サーブされたのは通常のつけ麺と見た目は同じどす黒いスープと、つるつるに光った太麺、それに絶品のチャーシューだ。煮魚出汁というのはどういうものかというと、通常のつけ麺の魚介スープよりも更なる粘性とコクを狙い、鯖などを醤油・味噌で数時間煮込んだものをペースト状にして更に炊いたものをスープベースに使用しているというもの。確かに魚の味は濃厚で薫りも強い。しかし、塩分も甘みも強くてなかなかガツンと来る設定だ。
つるつるで一種独特の食感をもつこの低加水麺との相性は良く、スープの持ち上げは良好だ。スープの量も申し分なく、途中で不足感を覚えることも希釈されることもない。まさに並々と注がれた漬け汁に極太麺をたっぷりと浸けてワシワシと頬張る至福はつけ麺の原点だろう。甘辛く煮付けたチャーシュー、トロトロの味玉との相乗効果でなかなかの満足度である。但し、スープのベースが甘いのである。いや甘すぎるかも知れない。これがもうちょっと抑え気味であるならば客足は増えると思うのであるが。
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