春以来の九つ家。14:00を過ぎてからの入店であったが先客がいて、席は半分ほど埋まっていた。ここの店舗は開店以来あまり変わっていなくて、以前のお好み焼き屋の内装をそのまま使っている関係で結構いびつなのだが、今回行ったら小改装されていてテーブル席が出来ていた。と言っても以前のお好み焼き家の小上がりがあった場所を利用し、一段下がった掘り炬燵風のスペースとしているのだ。今日はそこへ通された。もう一点、張り紙で知ったのであるが、15:00過ぎから限定50食でつけ麺を始めたという。15:00とは、以前は昼休みに入る時刻だったのであるが昨今は昼休みは無しにしたとのことであった。
さて、注文したのは家内はラーメン(硬め)+味玉、私はラーメン中盛り(硬め+多め)+味玉+100円増しチャーシュー。待つこと暫し、サーブされたラーメンは以前よりも乳化度を増した感のある、円やかで深みのある九ツ家伝統のスープに支えられた逸品だ。いわゆるフックの効いた塩分ではなく、馥郁としてバランスの取れた落ち着いた方向性は従前と変化はなく安心した。長多屋の短めの太麺も健在で、固茹での粉っぽさとポキポキ感はここのスープに非常に合っている。
チャーシューのスモーキーさ、そして味玉のきりりとした塩分がトロリとしたスープに合っていてこれまた素晴らしい。途中、微塵切りのニンニクや唐辛子なども投入しつつ変化を楽しんだ。満足のいく一杯だ。
また、店のスタッフが増加し(=元気な女性が一人加わっていた)、掛け声も溌剌として気合いも入っており、そして皆さん若いのに真摯、ひたむきな姿勢でラーメン作りに臨む姿は清々しい。
そういえば、近隣の老舗でここ九ツ家のライバルとも言える六角家が妙に元気ないのがちょっと気になる昨今である。
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