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2010年09月11日15:27

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【フード】カフェテラス Cocco@白楽

今日は残暑が戻ってきて日差しが強い。長女はパスタが食べたいとのこと、一路、六角橋のアンディ・カフェを目指すも、途中暑さでバテバテ・・。いつもひっそりと昼営業をしているこちらCoccoの前を通りかかった。歩を止めて黒板を見ると、豚生姜焼セットやオムライスなど、メニューだけからは街の洋食屋かと思われるような内容。パスタもラインナップされていた。

では、ということで扉を押して店内へ。小綺麗な店内は広くはなく、カウンターを挟んだ奥にはしっかりとした厨房が設えてあるようだ。女性三名で経営しているらしい。壁には管理栄養士の免許証が掲示してあった。どうやら栄養士が作るバランスの取れたランチ、というのが売りらしい。

先客は女性の二人組が一組だけで空いている。着席するとすぐにメニューが示された。かなり豊富な献立であり、目移りするくらいだ。長女はナポリタン、私はボンゴレ・ビアンコを頼んだ。セットとなる飲み物も事前に問われ、長女は冷たいウーロン茶、私は暖かい珈琲とした。

暫くするとサラダとオニオンスープがサーブされた。サラダはサウザン・ドレッシングがかかった可愛いもの、オニオンスープはどうも自家製で煮出した品なようでなにげに滋味深い。一般によく出される化調の鋭い旨味を伴った業務用オニオンスープとは一線を画していて実に美味しい。このスープ一掬いでこの店のスタンスが分かってしまった気がする。

そして待つこと暫し、長女のナポリタンがサーブされた。分量的には多くはないがトマトの重厚な旨味が絡んだオーソドックスな作りだ。味付けよりは旨味の濃厚さが特徴らしく具のシンネリ感もベスト、なかなかの満足度だったようだ。

そして私のボンゴレが届いた。これまた小振りの器に上品に収まったパスタはアルデンテで歯触りが良好、そしてデュラム・セモリナ粉の鮮やかな薫りに包まれている。分量的には多くはないスープだがアサリの旨味が閉じ込められていて、かつ粘性も適度に付いているのでパスタへの絡みが良い。太ったアサリは身がプリプリとしていて風味もよろしい。

食後には珈琲(長女は冷たいウーロン茶)が付く。一杯立てでサーブされたホットコーヒーはジャーマン・ローストくらいの深炒りで薫りも風味も水準以上だ。珈琲のカップはスープのカップとお揃いでなかなか味のある風合いだ。渋いダークグレー色は遠目には備前の様な感じなのだが、このツルンとした表面は備前ではなく、この手の色合いの焼き物は笠間に多い。詳細は不明なのだが・・。

心が籠もっていて丁寧な仕事を施されたパスタを食べたのは久し振りだ。店内の空気はゆったりとしていて蒸し暑い戸外をひととき忘れさせてくれ、その心地良い時間の流れの中で美味しいランチを戴き、そして満足した。お腹の辺りが優しくぽかぽかと暖まり、体全体が喜んでいる様子。自宅から至近にこの様な気持ちの良い店があったとは灯台下暗しの感がある。

(今回の写真は事情によりNikon D3により撮影)

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