mixiユーザー(id:3696997)

2010年06月06日20:16

127 view

【フード】下前商店@元町

日差しは強くて初夏の雰囲気が漂うが、吹き渡る風はまだまだ冷涼で過ごしやすい。そんな中、夏用のビジネスカジュアルを求めて元町商店街へ。その前に腹ごしらえ。3年ほど前に元町の裏手に開業したラーメン屋=下前商店へ。元町プラザの角を曲がってウチキパンを右手に見ながら外人墓地へと繋がる石畳を歩く。坂を登らず右手へ進む途中の電柱に赤い小さな「ラーメン」の幟でその存在が一部には知られているわけだが、普通の人なら通り過ぎてしまうだろう。そしてその脇の斜め階段を住宅街へと下りていくと普通の住居用建物の一階が件のラーメン屋だ。葦簀と赤い提灯がなければそこが店舗だとは分からない様な造りだ。

店主一人で切り盛りするのはL字カウンタ10席程度の小さな店だが、全体が正方形で割と広々とした空間だし厨房が広くて清潔、整理整頓されてシンプルな動線だ。入店時の先客はカップルが一組と男性の単独客が一名といったところで空いていた。

家内はメニュー外の「ねぎそば」+味玉、私は叉焼メン+味玉+カレーライス(スモールサイズ)を頼む。ねぎそばの方は、拍子木切りにしたチャーシューと削ぎ切りの長葱が大量に盛られた丼、および塩ベースの鶏スープに泳ぐラーメン本体が別々にサーブされる。それを後からトッピングしてから戴くという趣向。叉焼メンは縁が赤く着色された昔ながらの焼き豚(=恐らくは現在主流の煮豚ではなくて本当に焼き上げたもの)がゴージャスに乗せられた醤油ベースの昔懐かしい昭和のラーメンだ。

ねぎそばは旨味が強い鶏スープに細麺がマッチする繊細なラーメンで、これ単体でもなかなかに美味しい。ここへ辛味ダレが掛かった長葱と叉焼の具を添え、混ぜながら戴くが、深みのある叉焼のエキスが更にスープへ溶け出してこれまた絶品である。ねぎのしゃっきりした食感と爽やかな辛味が食欲をそそる。近くにある塩ラーメン専門の本丸亭の味にも引けを取らない、いや、この強い旨味で別の意味で特異な境地を拓いているラーメンとも言えるだろう。

叉焼メンは典型的な鶏ガラにシンプル&ストレートな醤油ダネが凛々しいオーソドックスなラーメンだ。叉焼は余分な脂が落ちてさっぱりしていながらモサモサ・パサパサ感がなく、独特のもっちり感が心地良い逸品だ。近所の主婦が叉焼のみを買い求めに来る、と言う話しが頷ける。中華街のチャーシューも美味しいが八角が添加されないこのチャーシューならば癖がなくて何にでも添え付けられるであろう。麺は細縮れ麺で、茹で加減は芯が僅かに残る程度の硬めの仕上がり。スープとの味の相性は抜群だが持ち上げはそれほど良好とは言えない。このラーメンとスモールサイズのカレーを交互に味わっていると蒲田(蓮沼)のインディアンを思い出す・・。カレーの方は本格的な欧風仕立てで相当に辛く、これ自体単品でも勝負できる味だ。

元町の住宅街というロケーションにポツンと立地しながら相当な異彩を放つ懐かしい味のラーメン店であった。


よい音楽を聴いて下さい! blogランキングへのご協力依頼:
こちらに行って青いリンクまたは赤いアイコンをポチッ! ヨロシクです!!
 ↓
http://musicarena.exblog.jp/

0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2010年06月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930