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2010年02月21日11:08

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【フード】おはな商店@関内

2月1日に新装開店したばかりのラーメン専門店。関内駅北口から程近い立地で、天麩羅の名店・天吉とは道路を挟んで隣合わせ。周辺には官公庁や企業オフィスが林立しているので平日昼間の収入は相当に見込めそうなロケーションだ。

この「おはな」はOHANA@辻堂の四番目の支店と言うことらしく、ここ以外には本厚木、藤沢と既に営業中。各店舗にはそれぞれ別々のコンセプトを設けているらしいが、こちら関内店は「濃厚な五重スープ」が売りだそうだ。五重とは何かだが・・、鶏・豚・野菜・魚介・挽肉の五つだそうだ。

メニュー体系はシンプルだ。店名を冠したおはなラーメン(830円)、ラーメン(680円)、味玉ラーメン(780円)、チャーシュー麺(980円)と4種類のメニューがあって、それぞれが細麺/太麺に出来る。但し、太麺は前述料金の+50円だ。大盛りは太麺のみへの設定、細麺には替え玉が用意されている。要は細麺は伸びやすいと言うことなのだろう。独立トッピングも用意があって、ラーメンに足していくと他のプリセット・メニューに再構築が可能。変わっているのは無料トッピングのモヤシと梅肉で、これは何も言わないとデフォルト量が最初から入る。注文に応じてなし〜特盛りレベルまで無料で調整可能らしい。あとは餃子が手作りで美味しいそうだ。

家内も私も何故か味玉ラーメンをいずれも太麺で注文。最初の訪問なので本来なら冠メニューを頼むべきだったのかも知れないが・・。それに餃子を一枚(5個入り280円)追加。食券を出してから料理が出るまで随分と時間が掛かる。餃子が出るまで15分近く掛かっている。客はまずまず(全席の半数程度・・?)だが超満員というわけではなく、厨房にもフロアにもスタッフは複数人いるのでそれほど非効率とも思われないのだが。ラーメンが出たのは入店後約30分経過した頃だった。

白濁したスープは確かに粘性が強く、啜ってみるとしっかりと乳化した動物系の旨味が凝縮されている。鶏の旨味もかなり感じられ、コンセプトにある五重スープの残り、即ち野菜と魚介などは殆ど感じられず、豚+鶏ダブルと言われたとしてもまずは疑わないだろう。横浜家系とはまるでアプローチの異なる旨い動物系スープであり、どこにも突出したところのない高バランスを達成している。が、この特徴のなさが逆に没個性ととられる一面もあるのではないだろうか。余りにも調和しすぎている感があるのだ。

麺は長時間熟成の低加水麺、芯が強い固めストレートだ。スープとの絡みは悪くはないのであるが余りにストレートなため啜るとスープが跳ねて激しく散乱するのが玉に瑕。しかし、麺自体は非常にハイレベルな品で、これは辻堂本店で自家製麺しているものだという。この噛み応え抜群な適度な靱性は、頬張って咀嚼する際に絡んだスープや具と得も言われぬハーモニーを形成するのだ。細麺の方は未食だがこれもまた気になるところだ。

無料トッピングのモヤシは水菜と共にシャキシャキ感を演出するのに一躍かっていて好ましい。しかし梅肉の位置付けが良く分からない。梅肉と言ってもタラコが練り込まれている様子で酸味が強いわけでもなく、スープに溶かし込んだところで味が変わるわけでもない。割と多めに添えられる木耳は独特のこりこり感とニュワニュワ感があって面白い。

味玉の凝固具合と絶妙な塩分は秀逸。そしてトロトロで箸で簡単に切れる大判のトロ肉チャーシューは抜群の旨さだ。これは是非次回、チャーシュー麺をガッツリと試してみたく期待が高まるところだ。

関内駅周辺は以前よりラーメン店が少なくて(伊勢佐木長者町の二郎を除いて・・)、横浜にあっては空白地帯の感があったのであるがこのところ天下一品や「ひとふんばり」、R&Bが出来たりと充実してきたのは好ましいことである。


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