なんだか年末に入って以降とても忙しくて、音楽を聴く暇もなかなかとれずにいる。とはいうものの土日祝祭日は休んでいるのでいよいよ切羽詰まった状態とも言えず・・。
寒風のなか、久し振りに長女を伴ってインドカリーを食べた。長女も何かと忙しくて家にいることは少ないのだ。行ったのは今年7月25日に新規オープンした六角橋のインドカリー・レストラン。チェーン展開しているらしく、元々は蒲田で起業した店らしい。2号店は磯子区杉田、3号店は根岸、そしてこの六角橋の店は4号店ということらしい。場所は横浜銀行六角橋支店の脇の道を東横線ガード方面へ2〜3軒入ったところ。この店舗には以前も食い物屋か洋風居酒屋が入居していたはずだが入ったことはないので詳細は定かではない。
昼は15:00までランチタイムで850円〜1200円の間でセットが食べられる。グレービーはAセット(1200円)で3種(エビ、キーマ、ほうれん草)、Bセット(900円)で2種(エビ、キーマ、ほうれん草から2種)、Cセット(850円)も2種(チキン、マトン、野菜から2種)、それ以外に焼き物が付き、Aセットはタンドリー・チキン+シシカバブ、Bセットはチキン・ティッカ+シシカバブ、Cセットはチキン・マライティッカがそれぞれ付く。ここに共通でサラダ、タマネギのピクルス(ビンダルゥ・ソースの和えもの)、ライス、ナン、飲み物(温冷いずれかの珈琲、チャイ、ラッシーからセレクト)というシステムだ。尚、ライスとナンはお変わり自由というのが嬉しい。
私はCセット(チキン&マトン)、長女もCセット(チキン&野菜)、家内はBセット(ほうれん草&キーマ)をチョイスした。辛さはMild、Medium、Hot、Super Hot、Extra Hotから選べる。私はExtra Hotで・・、とインド人店員に言ったら首を横に振られてしまって、結局Super Hot、他二人はMediumを選択。
サーブされたカリーは基本的には北インドのスパイス調合と製法がベースであり、それでも飴玉葱の粘度がかなり強いので欧風ジャパニーズのようにトロリとした食感が得られている。
肉に少々臭いのあるマトンに関してはカルダモンとクミン、塩分を強めて味付けしてあって、ちょっとライト・テイストではあるがまずまずスタンダードな北インドと言える。しかし、チキンに関してはコリアンダー中心のおとなしいスパイスにココナッツ・ミルクとカシューナッツ・ペーストかピーナッツ・ペーストが多めに加えられていて甘みが強く、インドと言うよりはどちらかというとタイかベトナムに近い味わいだ。キーマも程々スタンダードであるがライトな味わい、サグ(ほうれん草)もさっぱりとした風味で、やはりこれもライト傾向だ。
付け合わせのチキン・マライティッカは小振りなのだが、タンドリーの高温で表面がカリカリ、中はしっとりジューシーでとても香りが良く美味。焼きたてのナンには仄かな甘みがあってどのグレービーにも合って美味しい。ナンを追加注文(無料)したら三等分に切られて出てきた。なかなか気が効く。タマネギのピクルスだが、添加されているビンダルゥー・ソースが多量なためかなり辛くて舌がピリピリ痺れる。辛いものが不得意な人は要注意だが、個人的にはこれが無いとどうも北インドカリーを食うという雰囲気が今ひとつ出てこない。カリーの方はSuper Hotを選択はしたがこのタマネギほどは辛くはなかった。Extraにしておけば良かったかも知れない。
ということで、日本人の味覚に対して巧妙にカスタマイズされてはいるけれど、かなり本格的な北インドが味わえる店が地元・六角橋に参入した。これは嬉しいことだ。相当に深い滋味と北インドならではの渋いスパイス調合の妙を堪能したければやはり関内のモハンということになるだろうが、ライト感覚で気軽にランチを楽しむ、あるいは夜にインド系アラカルトで気ままにいっぱいやる、ということならこの店は好適だ。
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