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2009年11月18日18:25

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【フード】鹿島家@鶴見

ここしばらく、溜まっていた鶴見の記事が続く。

鹿島家は創業6年ちょっとの鶴見を本店とする家系ラーメン・チェーン店で、今では黄金町、石川町、大森と店舗を構える。家系として正式には名乗ってはおらず出自も不明だ。しかし屋号に「家」が付いていることから横浜家系だろうことは想像できるという程度。

店は鶴見駅西口から徒歩1分足らずという好立地。この日は午後の遅い時刻の入店。食券を買う仕組みだったが券売機を見てちょっと迷った。というのは細麺と太麺が選択できるというのだ。家系ではそのような試みは殆ど聞いたことがない。また、麺の太さによって合わせるチャーシューの種類を変えるというのだ(細麺=バラ、太麺=肩ロース)。買ったのは太麺のチャーシュー麺+味玉だ。最初なので好みは告げず全てデフォルト。

先客は若い男子学生風の二人と中年単独男性客一名といったところ。店はお世辞にも綺麗とは言えず創業20年ほどは経過している使い込まれた風情だ。軽く獣臭が漂っているが厨房の中は意外と清潔で整然としている。カウンター内は中国人男女が取り仕切っていて、それ以外には店長もしくは経営者という風体の人物が一名、裏と店舗内を出入りしているようだった。

待つこと暫し、思ったよりも小振りの丼がサーブされた。スープは茶濁したサラサラのもので、いちおう乳化はしているけれど家系特有の粘性は殆どない。店舗内に漂う獣臭もスープからは一切感じられず丁寧にゆっくりと煮出された様子が窺える。サラサラだが味わいはそれなりに深く、これならば一杯やった会社帰りにでも軽く掻き込めるライト加減だ。ここまでライトなラーメンを家系と呼べるのかという誹りは免れないかも知れないがこれはこれで立地条件や客層等から決定されてきた高度な完成度を持つラーメンだ。

太麺の指定だったのだが特段太いという印象はなく、普通の家系のストレート系中太麺とあまり変わらない。茹で加減は少々硬めだがそれ程のポキポキ感は無くて食べやすい水準。長多屋製麺所らしい。チャーシューは肩ロースと言うことで、ちょっとぱさつく感じだが悪くはない。味はしっかり目に付いておりワイルドな豚肉の臭いが明確なのが嬉しく、肉を食べているという実感が味わえる(意見は分かれるだろうが・・)。その他、味玉は黄身が半熟でたれる程度の緩さ、ほうれん草は固絞りではなくて食べやすかった。

全体として量は控えめ、そしてスープはライトでサラサラ、塩分は割と控えめであり、麺は通常家系よりも食べやすい感じ。女性には人気があるのではないだろうかと想像する。乳化して強烈な粘性を纏う家系はちょっと・・、という人には是非ともお勧めの家系だ。ライト加減で言えば大桜や松壱家を想像すればあながち外れではないだろう。


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