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2020年12月31日22:41

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2020書評405

「青矢先輩と私の探偵部活動」 喜多喜久、集英社文庫。

本日2冊目。

文庫書き下ろし。

タイトル通りの作品でした。

日常の謎を扱う、よくあるパターンの連作集。と言いながら、結構ヘビーな内容、一歩間違えたら死ぬような話もありました。

本来会うことがないはずの主人公二人、少し特殊な設定にした割にはこの設定が、結構色んなパターンで書いていたけど、私はそんなに作品、事件解決や事件そのものには活かされていなかった気がしちゃいました。あと、お母さんの後輩だった先生、その人がもっと作品に影響あるのかと思っていたらほとんどなかったのもちょっと拍子抜け。

ラストからするとシリーズ化されそうな気がします。次回作に期待します。

100点満点中69点。

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