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2017年03月23日09:55

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人生意気に感ず「国会が怪しげな舞台に。県立女子大の卒業式。ふるさと未来塾で宇宙を」

◇テレビに映る安倍首相がいつもの精彩をやや欠いて見えたのは私の気のせいかも知れない。世界を飛び回る首相の胸にも籠池証人喚問は重くのしかかっているのではないか。政治は渦巻く濁世の中にあるから、その中心に居る首相には魑魅魍魎(ちみもうりょう)も近づく。園児に教育勅語を唱えさせる人物は現代の幻怪ともいえる。それとの接触を疑われることは首相の軽さを示すもの。「李下の冠」の諺を噛み締めて欲しい。
◇籠池氏の証人喚問は今日衆参両院の予算委員会で行われる。国権の最高機関が世界の劇場と化す。登場するのは大根役者か千両役者か。
 8億円も値引きして国有地が払い下げられたこと、時代錯誤の教育理念を掲げる学校の新設が認可されたこと、これは背後に安倍の力が働いているからだと多くの国民が思っている。
 そして、不当な値引きを氷山の一角ではないかと見る国民は少なくない。適法のカモフラージュの下で行われる不公平。これは今日の日本の政治不信の正体に他ならない。
◇昨日、県立女子大の卒業式に来賓として出席した。学長の式辞及び卒業生代表の答辞はしっかりしたもので飽きずに一語一語に耳を傾けることが出来た。
 高名な漢学者である濱口学長の式辞は現代文明に対する批判を含むものだった。巷では享楽に流される娘たちがあふれている。壇上から袴姿の卒業生を見て、学長の言葉が警鐘として受け止められていることを感じた。
 濱口氏の文明批判は、近い将来人間の仕事のほとんどはロボットなどの機械に奪われるというもの。スマホに没頭する人々の姿は正に人類の危機。人類は自ら生み出した機械文明の虜になり下がろうとしている。これを食い止め、人間の復権を図ることこそ教育の使命ではないか。
◇今月のふるさと未来塾は、31日(金)。私は28日の午後6時頃、中国・上海から県庁に着く。いつものことだが機上で地球の小ささと時代の流れを感じるだろう。昔、地球は無限に大きく、中国に行くのも大変だった。
 今回の塾のテーマ「宇宙」を取り上げるきっかけは、地球に似た7個の惑星が39光年の彼方に発見されたというニュース。人類はどうして生まれたか。ホーキングは神の存在を否定し、ハッブルは宇宙の膨脹を発見した。大学の時「生命の起源」を読んで胸を躍らせた。人類は進化しているのか。(読者に感謝)

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