・はじめに
盛岡で、ざっと調べた程度でだが唯一、餃子を標榜している。
ここはいかねばならないと考えていた。
盛岡市役所などの官公庁が集まっている場所の南側に盛岡城跡がある。
そこの北側に桜山神社があり、神社から北方向に鳥居で挟まれた通りがある。
この通りは短いながらも年季を感じさせる店がいろいろあって楽しめる。
本店はこの通り沿いにあり、他の店と共に静かな佇まいを呈している。
・対象
営業時間：11:30〜22:00
定休日：不定休(主に日曜？店内の張り紙より)
焼き餃子6個450円
カウンターのみ12席で、最初に大根の唐辛子漬けをサービスしてもらえる。
厨房内では店主が餃子を焼きながら、餃子の手包みをしている。
長方形の、餃子焼き用のサンドイッチ型鉄板が備えられている。
さらには、酢と胡椒で食べてみると味が変わりますよと教えてもらえた。
・結果
大きさは中程度で、焼き加減はやや軽いぐらいである。
餡は野菜が多めである。
いつもの酢醤油と酢胡椒、2種類のタレを作って食べることにする。
食感は軽く、あまり印象的な食べ応えではないのだが、
食べ終わってからもしばらくの間、口の中に餃子の風味が残っている。
・考察
なんだかんだで、街に餃子の店があると嬉しくなる。
ここの店は餃子専門店と名乗るだけのことがあり、メニューの種類は少ない。
一口食べた感じでは、あまり特徴的でもないかな、と感じたが、
餃子の余韻がしばらく続くという感覚はなかなか出会うことが難しい。
ということで、専門店の餃子と名乗るには十分な資格を有していると思う。
それにしても、どのように作れば、後味が続く餃子を作れるのだろうか。
皮よりは餡のほうに秘密があるように思えるのだが、それ以上は考察が届かない。
訪問したときは他に客がいなかったので、店主ともう少し話しておけばよかった。
・まとめ
評価は4とする。余韻を残す後味を評価したい。
ここにきて、意外に盛岡にも良い餃子があるではないかと思い直した。
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