アーティソン美術館、会期末の駆け込みです。
パリ・オペラ座
響き合う芸術の殿堂
展示品が多く
説明の文字情報が多く
さらに全く素人の分野だったので(何代目かのシャガールの天井画とバレエリュスくらいしか知りません…あーもったいない)
ふむふむ◯◯の舞台装置ね、衣装ね、とすっ飛ばしました。
撮影可と不可が入り交じっていたのも分かりにくかったし。
お目当てはこちらです。
特集コーナー展示
Art in Box〜マルセル・デュシャンの《トランクの箱》とその後
『マルセル・デュシャンとは何か』(平芳幸浩・河出書房新社)を再読してから気になっていた展示です。
近年石橋財団がデュシャンの箱作品を収集したことを契機に「箱の中の芸術」に焦点を当て、デュシャンとそれ以後の展開を示そうとするものです。(展覧会資料冊子より)
そう、こんなに立派なオールカラー28ページの資料まで配布して!
採り上げられた作家は
・マルセル・デュシャン
・ジョセフ・コーネル
・瀧口修造
・岡崎和郎
・山口勝弘
・塩見允枝子
・松沢宥
そう、コーネルを逃すことはできません。
今回のコーネルはアーティソン収蔵品だけでなく個人蔵の箱とミクストメディアが7点、コラージュが4点。
オペラ座展関連でしょう、《ロマンティックバレエへのオマージュ》という小さな箱がそれはそれは綺麗でした。
コーネルはバレリーナが好きで《タリオーニの宝石箱》という有名作品もありますからね。
もちろんデュシャンのグリーンボックス、ホワイトボックス、トランクの写真もばっちり撮ってきました。
2月5日まで。
https://www.artizon.museum/exhibition/detail/544
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