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2021年04月20日21:46

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神宮スズメの独り言2021春〜19〜降格争い

残念だけどこれが今の立正を象徴しているように思えた。3カードを消化して1勝5敗の立正。対する駒澤は2カード消化で1勝3敗。今季は2チームが降格する特殊なシーズン。優勝を目指すのはもちろんだが、降格争いには巻き込まれたくはない。そのためにはこのカードはお互いに重要だったはずだ。

立正は初回で三者凡退。その裏の駒沢は1死から連続四球でチャンスと作ると鵜飼君がすかさずタイムリー。さらに主将の新田君は2塁打で2点を先制してなおも1死2・3塁のチャンス。ここで立正は早々に先発の土屋君から山本君に継投する。この試合は絶対に落とせないという坂田監督の意思表示だったのかもしれない。山本君は後続を断ち、立正は3回表に1点を返す。だが、その裏の駒沢も1点を追加して3−1と駒澤がリードして4回表の立正。三井君の2塁打や桂川君の3塁打など3本の長短打と四球やパスボールなど3得点で逆転すると駒澤もすぐに林君のタイムリーで同点に追いつく。4回を終わって4−4・・・

これ以上の敗戦は降格争いに巻き込まれる立正はいつものようにベンチからの大声で盛り上がりを見せ、さらにそれは得点にも表れる。5回にスクイズに3塁打と小技大技を駆使して6−4とリードを奪って試合は後半へと進む。

駒澤は7回の裏、四球、三振、三振、2塁打、三振で1点追加。8回は四球、安打、安打で1点、さらに犠打と犠飛で逆転に成功。9回の表に立正は1点を挙げて同点とするが、その裏に駒澤は安打と2つの四球で1死満塁から大森君の打球はショートゴロ。立正のショート奈良間君はセカンド併殺を狙ったがボールが逸れて野選、サヨナラとなった。

駒澤は毎回の12安打。だがそれ以上に10の四球をもらったのが大きかった。22人もの走者を出しての8点は少ないかもしれない。逆に立正はこの接戦にくらいついたが、投手陣がこれだけ相手に走者を許せばなかなか勝てないだろう。

ベンチは勢いある声を出し続けたが、この投手陣の崩れ方はかなり厳しい。しかも今節はこれまでと違って明日との連戦だ。立正がどう立て直してくるか、結果次第ではリーグ戦終盤には本当に厳しい戦いになる。立正にとっては明日の試合が今季の分かれ目となるかもしれない。



2021年4月20日 東都大学野球春季リーグ戦 第4節1回戦(於 明治神宮野球場)
立正
001 320 001 = 7
201 100 112x = 8
駒澤

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