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2021年03月25日04:59

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京都旅行 其の七

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次は、アラカルト系スポット、その名も「深泥池」、本日の目玉スポットだ。
いかにもと言うネーミング、わかりやすい。

ここは、かの、夜中タクシーに女性が乗って、しばらくすると消えていて、シートが濡れている、の話の元祖の場所である。

街中を走ってカーブを曲がると突然目の前に広がる池?沼?

近くまで行くといかにも貧弱なヒモを張っただけのカードレールで、池に沿った道には街灯がない。
水深は5メートル、とある。

落ちたらたぶん水草なんかが足に絡まったりするのだろうなぁ、と自ら恐怖心を煽ってみる。

更に、車道を外れて池を回り込むと、貧弱なカードレールどころか、3歳の子供でも侵入できそうな道からすぐのところに沼辺が迫っている。

この「沼辺」を軽く見たらいけない、足を取られたら絶対抜けず、底なし沼へと引きずり込まれる、らしい。

これは幽霊とかでなく、実際事故が起こりそうな場所だ。

東京ならご近所さんが署名を集めてなんらかの対策をする場所だ。

あえて対策しないのは、悪評を逆手に取り、有名にしたいからではないか、と疑いたくなる場所だ。

もしそうだとしたら、あざとい…。

その方面の人にはたまらないスポットなのが深泥池だ。

雨がどんどん強くなってきた。
どこかで雨宿りでもしないと体か冷えてしまう。
しかし、なんとしても上賀茂神社までは行きたい。
ここにいても雨宿りできるやうな場所もないし。

こんな趣味の旅行に付き合わされる女房殿は、きっと後悔していることだろう。
前世が住職か修験道者だった自分と連れそうのだから、今生は諦めてもらうしかないが。  合掌

自転車をこぎ上賀茂神社へと向う。

途中、瀬織津姫の祀られている社の大きな木の下で雨宿りをする。
地獄に仏、雨に姫とはこのことだ。
社に手を合わせて、小ぶりになったところで先へと進む。

20分は走っただろうか、上賀茂神社へ着いた。
第一印象、大きいなぁ〜。

去年は下賀茂神社へ、そして今回上賀茂神社へ参拝出来た、ひとり葵祭完遂。
御祭神は梅のマークでお馴染みの菅原道真公。
境内は宮中のような雅な造りが独特な雰囲気をかもし出す。

境内で雨宿りするも、なかなか雨の勢いはとまらない。

けれど、10時には大徳寺へ行かなければならない、特別拝観予約をしているからだ。

紫野貴船神社、今宮神社を飛ばして、一路大徳寺へ。
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