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2020年12月21日08:22

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ツアー旅行のコロナ対策

「はじめに、車内ではおしゃべりはしないようにお願いします」

ニュースでも有名になった、北海道ツアーではからずもクラスターを出してしまった読売旅行さんに、本日お世話になりました。

開口一番、いくつかの「決まり事」を添乗員さんが出発する前に説明する。
既に自分はクラスター発生のことは承知していたが、キチンと隠さずに説明することは、好感が持てた。

クラスター発生した旅行会社は利用しない、いやクラスター発生した旅行会社は、前にもまして対策をするだろうから安心だ、との考えは、どちらも間違いではない。

しかし、自分は後者派なので、あえてキャンセルせず参加した。

今回の参加は、前回同様コロナ対策を中心に、これから(しばらくの間)の新しいツアー旅行の型を検証していきたい。

まずは、参加者は意外(案の定?)と自分より見るからにご高齢者がほとんどである。
目的地にもよるが、これはコロナの前後で変わらない。

バスが出発して、普通ならすぐにおしゃべりが始まる車内も、今回は誰一人しゃべらない、はじめの添乗員さんの注意をよく守っている。
蜘蛛が巣をはる音さえ聴こえそうなくらい、静か。

通勤電車の時にも書いたが、3密より怖いのは、飛沫拡散なのだ。

バス車内は空気清浄機もあるし、体調も万全なメンバーで誰一人しゃべらず、色々なイベント(マスクをはずして飛沫拡散するような集まり)より、よほど安心出来た。

今回は、注意事項の説明も、ツアー前日に添乗員さんが電話してくる、従来の読売旅行よりも念の入りだった。

他にも、読売旅行さんのバスコロナ対策としては、検温、消毒液、チェックシート、車内の注意喚起とバスの座席のちょうど半分に当たる座席を一列空けていた。
ただ、バスの席だけの事でいうのなら、一列づつ空けたトラビックスのほうが優れているが、席の配慮を何もしていないHI○よりはまし。

とにかく3密より、飛沫拡散の対策をとるべきなので、席は補助的な対策だと考える。

バスはまずは小田原ヒルトンにいき昼食。
ヒルトンのコロナ対策は、ブッフェ方式だか、個食に分けてあって、それを自由にとる形式だ。
さらに取るときは手袋をして、席はアクリル板で仕切っていて、4人テーブルを2人で斜めに座る。

食事の内容としては全体的に品数が少なめ、味は不味くはないが普通。
今は普通に美味しいものが巷にあふれているのを実感する。
ホイル焼きハンバーグなどは、昨日食べた冷凍ハンバーグと、甲乙付けがたい。
食事は味だけでなく、器や雰囲気もある(ヒルトンさんの名誉の為に)

次は観光遊覧の海賊船だ。
海賊船では人数制限をして密を回避しているが、さらに個人的に室外のデッキに出てコロナ対策をした。
少し寒かったが、気持ち良かった。

船で桃源郷港についたら、大涌谷までロープウェイだ。
18人乗りを12人に制限しているので、ゆったり座れる。
景色は、紅葉もおわり見える景色は枯れ葉のみ。

ロープウェイで大涌谷につき名物の黒玉子を食べる。
バラ売りでなく5個入で500円。
2人で5個なので、自分が3個食べる。
味は……縁起物ですからね。

これにてツアーは終了、帰途に向かう。
普通のツアーよりイベントが少なく、時間も短縮されたようだった。

行き帰りで観光バスにすれ違ったり、インターにも停まっているバスは少なかったが、代わりに自家用車が多かったので、個人的に少人数で移動している人が多いことがわかる。

移動の乗り物は長時間一緒にいる空間だから特に注意が必要だ。

今回のツアーの移動の乗り物は、バス、ロープウェイ、そして海賊船だった。

バスは前記した通り、プロのバス会社がコンプラしていたので、車内での会話も全くなかったので、安全だ(皆さんは乗る前に検温も問診も受けている)
次の海賊船、これも自由に移動でき、密にもならずゆったり空間がとれた。
次にロープウェイ、これもバス同様密閉された空間だが、バスほどしっかりした空調設備はない。
しかし、1つのゴンドラには12名までだったので、密にはならず、更に乗り合わせた全員、バスと同じメンバーだった。
このバスのメンバーは、検温、体調もバッチリチェックしていて、なにより「連れと会話をしない」ことが徹底していたので、飛沫拡散の危険はない。
仮に個人で来たとしたら、どんな非常識な人と乗り合わせることになるかわからない。
当日検温すらしない人もいるかもしれないし、体調がすぐれないにもかかわらず強行して来ている人もいるだろう。
人数の少ない乗り合いの乗り物ならば、ツアーの方が安全だとわかった。

色々と考え方はあるが、今回ツアーに参加して、ツアーも充分安心感を持てた。
それは、それぞれの乗り物には、プロのコンプラの折り紙付きであり、素人が考えるよりキチンとコロナ対策が出来ていた。
(厚生労働省の必要換気量は、一人あたり毎時30m3を満たすこと、とあり、我が職場でもそれを満たすべくプロの工事をしている)

前回の京都旅行は個人で旅行をした時のポイント(ずらし旅行)をしてコロナ対策を、そしてツアー旅行では、空調設備の仕事をしている自分から見ても、キチンとプロのコロナ対策が出来ていた。

自分の生の実感としては、個人的にコロナの知識が乏しく、密にならなければいいや、ぐらいの感覚で旅行している人が一番危険に感じた。

個人旅行なら、こまめに消毒して、会話少なめマスク着用、ヤバめの人には近寄らない。
それが面倒くさいというなら、パックツアーの方が良いかもしれない。
添乗員さんのしっかりとした指示に従えば、とりあえずの対策は講じられるので。

とはいえ、28日からは全国でキャンペーン中止、自粛期間が始まる。
冬休みも28日からだが、今年はこれで旅行納め、明日からは28日までは仕事以外遠くの外出や集まりの予定もない。

来年はコロナが治まってなんの心配もせずに、ゆったりゆっくり旅行したいものだ。
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