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2020年09月16日19:51

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筋斗雲【ちょいインチアップ計画】

■ほんの少しインチアップ計画■

日頃下駄にしているクルマのタイヤに変形が見られた事、前々から制動力と雨天時のグリップ性能に物足りなさを感じていたため、インチアップとタイヤのグレードを上げる事にした。

2013(平成25)年に3代目のヴィッツRSが事故に遭い、当初修理して乗る積りだったが、それを頭金にして1300ccのヴィッツに乗りませんかというオファーをトヨタから受けた事で今のクルマに乗っている。前期型末期のお買い得モデル、Fスマイルエディションである。タコメータがない事を除けばインパネの架飾は上位グレードのUと同じで、オートエアコン、オートライト、HIDヘッドライトもついている。

ただこのクルマのサイズは165/70R14。車重980kgで95馬力のクルマには余りにもちんまりとしたサイズ。軽自動車すら15インチ、16インチなんて普通なのに、当時のカローラ・セダンの1.5L車と同等のパワーウエイト・レイシオのクルマがこのサイズなのだ。別段制限時速50km表示の市街地では不満はない。純正はBSのエコピアEP25。メーカーに卸すタイヤで市販はされていない。性能的にはBSのエコピアNH100Cよりは下。ネクストリーよりは上。BSのエコピアPZ-Xあたりと同等だろうか。クルマは吊るしで買うと大抵しょぼいタイヤを履かされている事が多いが、銘柄は先ず先ず。

しかし高速道路に乗り入れて、時速100kmを越えるとふにゃふにゃで怖く、車輪がどっちを向いているか分からないほどだった。俊敏に分かるRSとは対照的だ。更に矢鱈と信号の停止時はつんのめる。

そこで購入して1年目に高校時代の同級生がオートバックスの店長をしていたので、オートバックスのPBのタイヤに。サイズを175/65R14に替えた。銘柄よりもこのサイズが重要だった。日本のコンパクトカーは長い事1000〜1500ccはこのサイズが標準だった為、辺鄙な地域のガソリンスタンドですら持っている可能性が高く、その点整備性に優れていた。特に高速道路に乗った際の安定性は大幅に上がり、実勢巡航速度として、120km程度でも問題なかった。

しかしながらそれでも制動力の無さは相変わらずだ。そこでどうせならば100馬力そこそこのクルマとして適正な水準までインチアップをしようと考えた次第である。

といって1300ccごときで17インチだの215幅だの無茶履きをするつもりはない。185/55R15にし、実物をカーショップに自転車で運動がてら見に行った。白羽の矢が立ったのはヨコハマタイヤのブルーアースGT、ダンロップ・ルマン705(通称・ルマン5)である。当初ルマン5に決めていたが、ここへ来てルマン5よりも廉価で雨天時の制動力が高いブルーアースGTが出た。ルマンの良さは分かっている為、ブルーアースGTを試す事にした。

■ホイール選びに苦労■

カーショップに行ったが、このサイズは一か月待ちだという。これほど待つのであればタイヤ1番の方が断然早くて安いはず。

同社は山形県でリアルに店舗を持ち、ヤフーや楽天にも店舗を構える店舗ゆえ安心して買える。既にスタッドレスタイヤを3回購入している。今回もこちらの楽天の店舗でホイールセットを購入することにした。

楽天内のタイヤ1番↓↓

https://www.rakuten.ne.jp/gold/tire1ban/


だが注文したは良いが、欲しいサイズのセットは悉く売り切れ。三度目で漸くオーダーすることが出来た。

最近のアルミホイールの流行りはミラーカットで凄みを利かせたものが多い。ヴィッツは良くも悪くも地味なクルマである。そんなホイールは似つかわしくないので矢張りメッシュ系となった。流行りとは言えないのでチョイスに苦労した。

待つこと約10日。なぜ東京のカーショップで一か月掛かり、山形県のショップで一週間もかからないのか。納得出来ない話ではある。

これだからリアル店舗はネット店舗に負けるのだ。

ホイールサイズは5.5-15、4PCD100、インセットは45に決定。

品物は指定日の午前に到着し、玄関に置いた。見た目はメッシュが細く、華奢に見えたが、ブラックアウトで見えにくいだけで、裏側はメッシュで放射状に張り巡らせており、外見以上に堅牢でスポークの数が少なめなので、今履いている14インチよりも軽便だ。この「力を抜いた」デザインに好感を持てた。

ただラベリングは雨天時の制動力こそaだが、転がり性能ではAAではなくAだった。矢張りこのサイズは採用しているクルマが少なくなった為だろう。

■サイズは初代ヴィッツRSと同じ■

その日の午後、近所の行きつけのガソリンスタンドでつけて貰った。比較的段取りが良く出来た方だ。こちらのお店のあんちゃんが

「タイヤが変形していたので、交換して正解でしたよ。あのまま放置しておけばスチールベルトが露出するところでした。溝そのものはまだ使えるのですけどね。」

とのこと。所詮あのクラスのタイヤはエコカー向けタイヤが奢られている事が多いから、サイドウオールの厚さはそんなものだという。車歴は亡父のお下がりのセリカGT-FOURが最初(タイヤのサイズ:225/45/R17)で、その次がワゴンR、次がヴィッツRS(初代:185/55R15、3代目:195/50R16)。ワゴンR以外は経済車ではないから、同様にラフに扱ってしまったのがまずかったのかもしれない。

適合については計算上は大丈夫で、175/65R14以上に純正に速度誤差も直径も近くなったはず。お聞きすると干渉する事もなく、実用上は全く問題ないという。

ヤリスのモデリスタが手掛ける15インチのホイールの本体は高い訳ではないが、廃棄料、工賃がガソリンスタンドと比べてはるかに高い。まさか本体だけ買って自分でやりますからとは流石に言いにくい。

計算すると28,000もの差額が出た。

差額28,000円もあるならばバッテリーのひとつでも買えてしまいそうだ。ちなみにバッテリーも車検までは持つだろうが、その次の半年点検までは持ちそうになく、このどこかで今度はパナのCAOSに交換する積りである。その時までプールしておこう。

折角だから乗り出してみることにした。

最後まで御覧頂きまして、ありがとうございました。

(続く)
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