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2020年02月05日23:28

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ポタリストの記録【名刹比べと不思議な体験・その2】

■大悲願寺へ■

名刹比べと書いたが、ひとつは大悲願寺のことである。

秋川駅北口を北上し、T字路に出る大通りを左折する。圏央道のオーバーパスを越えると時々立ち寄る東京花壇がある。本日は時間の都合上寄れなかったが、庭木、お花、ガーデン用品を見るのはなかなか楽しい。機会があったらまたレポートしたい。

この先は日の出町のイオンモールが通り沿いにある。イオンモールは意外と山梨ナンバーも多い。確かに笹子峠以東はこのような大きなショッピングセンターがないので、高速を使って来ている人が多いようだ。
ただ最初は珍しくて私も行ったが、イオンモール自体が増えてしまい、最近は行かなくなった。「いきなりステーキ」の存在を初めて知ったのがこちらのテナントだった。当時は廉価で、ステーキハウスでもなかなかお目に掛かれないハラミステーキもあったが、今はなく、お値段も1gあたり7〜9円になってしまった。それも米国産である。残念ながら、近所の肉屋では先日見て来たところでもgあたり甲州牛のカルビが7.8円、米沢牛のもも肉が8.8円とそんなに変わらない。これならばわざわざ行く意味は薄れて来る。ということで、ここ1年以上行っていない。

イオンモール前の道をひたすら進むと狭い道となり、自転車故の機動性を利して農道を進むと都道に出る。五日市線の踏切を横断して線路伝いに武蔵五日市駅に向かって進むと大悲願寺に着く。お寺は真冬の穏やかな雰囲気を出していた。

こちらの名刹を知ってから25年ほどになる。社会人になった夏に訪れた。あの時はまさか20年後に自転車で難なく辿り付けるとは思いもよらなかった。雰囲気はあの時と良い意味で変わっていない。徳川家康、豊臣秀吉から一目も二目も置かれた戦国武将の伊達政宗が大悲願寺の白い萩が欲しくて書簡を送ったことは以前書いた。

変わっていない理由は観光地化されていないからだろう。実際、これほどの名刹なのに、露店、門前そばのお店すらない。いい意味で利権に毒されていない。といって、寂れている訳でもない。隣は幼稚園だ。

大悲願寺は花が美しい。その季節折々の花が咲いていることだ。ただあきる野市は較差が広いため、花の開花時期が短い。次のチャンスはミツバツツジの時期で、是非発色の良い五月晴れの中で見たいものだが、萩以上に難易度は高そうだ。

令和2年は自宅から北西が大吉になるため、また参拝に来たい。

■あきる野から青梅へ■

先程混んでいた「花がき」はそれほどでもなく、15分待ちで中に入れた。大寒から節分までの時期は卵が最も手軽なラッキーフーズである。という訳で卵とじ蕎麦を注文した。

蕎麦は人によって好みがあろうが、やや饒舌の方が好きだ。こちらの蕎麦もちゃんと主張があり、歯ごたえがあって良い。

滝山街道を進む。この時間はダンプやトラックも少ないので、進みやすかった。あきる野・青梅の境にある万地トンネルは自転車は通れないので、旧道を通る。旧道は長さが150m程度しかないせいか、とても明るい。そこを抜け、最初の信号の直ぐ手前を斜に入った。このトンネルは嘗てよく「アレ」の噂が尽きなかった。特に青梅側のトンネルの上から無理心中する若いママさんが後を絶たなかったこともあり、子連れの、あちらの人たちが見られたようだ。なぜか手掘りのトンネル、レンガ造りのトンネル、岩山のトンネルはバケトンの噂が尽きない。個人的には殺風景で無機質なコンクリートの方が寒々しくて「居る」気がするのだが・・・。

が、この日も気持ちよくトンネルを通れた。

その突き当りが青梅市きっての納豆工場、菅谷食品だ。

 ここは個人で行き、工場直配で購入することが出来る。今はやりの黒納豆を購入した。ここの黒納豆は粒が大きい。個人的には納豆は好物のひとつだ。もし職場が新宿区でなかったら、毎朝納豆と卵、韓国海苔、キムチ(市販品では東海漬物の「こくうま」がお勧め)があれば大満足だ。

坂を下りていくと、奥多摩街道と吉野街道起点がある交差点に出る。交差点を渡り、多摩川北岸に出る。小作坂下である。暫く我慢して走る。本日はクルマが少ないので、車道から上がる。新奥多摩街道の交差点はファミレスの一大激戦地で、何と四つ角にある。個人的には時々かつやに行く。

線路まで来て、青梅線沿いを走ることにした。

最後まで御覧頂きましてありがとうございました。

(続く)

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